春の訪れを少しずつ感じるこの頃ですが、無何有庵でも、クラスの卒業式の季節となりました。一年を終え、あるいは半年を終え、皆さんが、自信を持って胸を張って卒業頂けることが、講師陣の願いですし、喜びでもあります。
そして、その後は、新しい顔ぶれのクラスがスタートします。今年も4月スタートのクラスが基礎クラス、応用クラス、薬膳クラス、望診法クラスと、続きます。
無何有庵の教室は、少しでも季節を感じ、狭いながらもガーデンビューで、庭の緑の中で学んでいただけるよう、自然を取り込んだくつろぎのスペースです。ゆったりとした時間の流れを感じて頂けることと思います。
最近は、今まで以上に、マクロビオティックが楽しくて、本当に出会うことができて良かったっておっしゃってくださる生徒さんがとても増えました。
私がマクロビオティックを学び始めた時は、まだまだ市民権のないマイノリティなものでしたから、マクロビオティックに魅了されながらも、多くの人と楽しさを共有できるような環境ではありませんでした。
だから、今、まさに学びのスタートに立たれている生徒さんは、たくさんの同志とともに声高らかにマクロビオティックを学んでいることを宣言しても、決して異端にはなりません。むしろ、時代が求めている最先端なイメージすらありますから、世の中のド真ん中を堂々と歩くことができる素晴らしい環境が整ったことが、「楽しくてたまらない」につながるのではないかと思います。
楽しいマクロビオティックの実践を、謳歌してほしいと思います。
まずは、基礎のクラスから。
4月から<飯のコース>が新期スタートいたしますよ。
第20期生!どんな方にご縁を頂けるのでしょうか、楽しみです。
20期生に臨むことは、未来を見つめる目を養うことです。
食にまつわる環境がどんどん悪化する中、どうしても子どもたちを守らなくてはいけません。
私たち講師の後に続いてくださる方をしっかり養成して、子どもの健康を育む力のある方を創造したいと思います。もし、本気で取り組みたいという方がいらしたら、是非、この機会にご参加ください。
もちろん、お気軽にご参加いただいて大丈夫です。
まずは、ご自身を見つめる機会になればうれしいです。
楽しくも、日々の暮らしに役に立つマクロビオティックをはじめませんか?
<講座概要>
マクロビオティックのベーシックな食事スタイルのご指導と、季節、時間、性別、年齢、体質、体調などに合わせた食事の調整法、マクロビオティックの考え方や哲学を自然科学(宇宙、進化、生命、人体、物理、宗教、哲学などなど)の領域から捉え、判断力を高めていくためのアプローチをさせていただきます。
基礎だからこそ、深く充実した内容です。
料理・内服お手当実習(約2時間)+ 外用お手当実習(約1時間)+ 理論講座(約1時間)、試食、片づけから成ります。お手当は、内服、外用によって時間がかわります。
開催時間は10時~15時を予定しておりますが、少し時間のゆとりを持ってお越しください。
子どもさんのお迎え等のある方は、中座していただいて結構です。
このコースは、基本的にはマクロビオティック料理初めての方を対象としています。
玄米ごはんの炊き方からマクロビオティック理論、陰陽の話、食事の調整法、お手当て実習など即実践できるようにご指導致します。
また、基本をしっかりと学びなおしたい方にもお薦めの講座です。前期、後期と食材、メニューの違いもありますので再度受講される方、理論のみの受講も受付いたします。
■全12回・6ヶ月。
■歯科診療を受診される方は34,800円(2900円/1回あたり。)
■受診されない方は48,000円(4,000円/1回あたり。)
■単発での受講も受け付けています(1回4,800円)。
■陰陽がわかりやすいテキストブックは2,500円で別売となります。
■理論のみの受講につきましては、3,000円×全11回となります。
(全ての料金は税別の金額です)
スタート時間に遅れないように、10分前には集合願います。
できるだけ歯科受診の上の受講を頂き、総合的な健康管理をお薦め致します。レギュラーの方は、受講期間中に食改善のお話・理のコースを必須で受講(受講料735円)願います。
主食の話、玄米の話、パンについて、砂糖の害などのお話になります。
全回、理のコース受講修了者には、修了証書を授与いたします。
飯のコースの様子はこちらから。
さらに、インターンシップ制度として、飯のコース、羹のコースを卒業した受講生の中で、審査の上、研修生としてアシスタントに入ることができます。経験を積んだ後は料理講師、カフェの開業、マクロビオティック指導士などの分野で活躍できるように指導いたします。自己申告頂ければと思います。
飯(はん)のコース 第20期 (2013年春夏)基礎
金曜日 10:00~
■第1回 4月 5日(金)
<料理>玄米の炊き方(圧力、土鍋)・・・玄米と健康について(好転反応など)
きんぴら牛蒡(季節の調整)
ごま塩 (季節の調整)
厚揚げとふのりの味噌汁(豆味噌)
<手当>《三年番茶の煎じ方・お手当て》
<理論>マクロビオティックとは<陰陽について・・・宇宙の法則>
■第2回 4月19日(金)
<料理>黒豆と小豆の豆ご飯
ひじき蓮根 (季節の調整)
野菜の蒸し煮サラダ
油揚げと季節野菜の味噌汁(米味噌)
<手当>《梅醤番茶》
<理論>マクロビオティック食事法<進化と食べ物>
■第3回 5月10日(金)
<料理>茶飯(圧力鍋)
黒胡麻豆腐
切干大根と高野豆腐の焚いたん
よもぎの白玉団子スープ(麦味噌)
<手当>《第一大根湯・第二大根湯》
<理論>マクロビオティック観<身体と心の構造と機能(感受性について)>
■第4回 5月17日(金)
<料理>三色丼(圧力鍋)
梅牛蒡
無水煮野菜のピュレ ベリーヌ仕立て
玉ねぎのスープ
人参の花びら菓子と豆乳ムース
<手当>《生姜シップ》
<理論>マクロビオティックと暮らし<太陽と地球と月・・・気候風土>
■第5回 6月 7日(金)
<料理>夏のちらし寿司
春雨サラダ
茶山椒
炒り玄米のスープ
玄米粉のクレームブリュレ
<食養料理>《蓮根湯》
<理論>マクロビオティック食事法の調整<太極図と五行>
■第6回 6月21日(金)
<料理>ひじきの混ぜご飯(炊飯器)
飛竜頭
蓮根の棒煮
豆乳チャウダー
玄米あられ
<手当>《椎茸スープ》
<理論>マクロビオティック栄養学<献立の立て方>
■第7回 7月 5日(金)
<料理>南瓜入り小豆粥
昆布と干し椎茸の佃煮
精進出しのお吸い物
甘酒の葛餅
<手当>《枇杷の葉の温灸》
<理論>マクロビオティックと家族1<子どもの食事、子どもの成長>
■第8回 7月19日(金)
<料理>変わり稲荷寿司(低圧炊飯)
梅酢の巻き寿司
きんぴら牛蒡の揚げ春巻き
キュウリの冷汁
<手当>《青菜パスター》
<理論>マクロビオティックと家族2<大人の食事、生活習慣の改善>
■第9回 8月 9日(金)
<料理>精進カレー
冬野菜のラタトゥイユ
車麩のカツ
玄米ポタージュ
<手当>《豆腐パスター》
<理論>マクロビオティック医学<望診法>
■第10回 8月23日(金)
<料理>玄米五平餅
季節の生春巻き
ひとくちお萩
<手当>《小豆かぼちゃ》
<理論>マクロビオティック気学<精神の開発法>
■第11回 9月 6日(金)
<料理>基本食と基本の調理の復習
きんぴら牛蒡、ひじき蓮根(乙女:サムライ)
玄米土鍋炊飯
玄米団子のお月見スープ
<手当>《時雨味噌》
<理論>マクロビオティック総論
■第12回 9月20日(金)
卒業制作
審査
卒業パーティ&卒業式
献立は、材料調達の都合で変更する場合がございます。ご了承願います。
<講 師>
理 論 担 当 松見 千奈美
料 理 担 当 中原 亜 智
アシスタント 小山 郁 子
お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 升本まで。