マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビオティック料理教室 <飯のコース(基礎)> 第2回開催いたしました。

2012年01月27日 19時19分57秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、無何有庵の料理教室の日でした。
基礎クラスの「飯のコース」はマクロビオティックの基本食を学んで頂くクラスです。

県外からのご参加の方もいらっしゃいます。
遠くから、わざわざ無何有庵を選んで来て下さることに、とても気が引き締まる思いです。

■第2回 1月27日(金)

       <料理>南瓜入り小豆粥
           ひじき蓮根 (季節の調整)    
           油揚げと青菜の味噌汁(米味噌)

       <手当>《梅醤番茶》

       <理論>マクロビオティック食事法<進化と食べ物> 



今日の講座は、「陰陽」のお話、「進化と食べ物」についてのお話、「内臓系と体壁系」についてのお話、「胎児の成長」についてなどなど、少し多岐にわたりましたが、楽しくお聞きいただけたでしょうか?

理論の講義だけで2時間強費やしたかと思いますが、どうぞ、ノートなど読み返して、復習をされてくださいませ。録音をされている方は、どうぞ、何度も何度も、繰り返し聞いてみてください。

無何有庵の教室は、マクロビオティックのお料理だけの教室ではなく、しっかりとマクロビオティックを理解して暮らしによりよく生かして頂くことを目的としています。

どんな生き方を目指すのかによって「食べ方」が変わってきます。
食べることは生き方なのです。

マクロビオティックの考え方を知り、マクロビオティックに基づいて「食べ方」を変えていくと、私たちも含めたこの宇宙を創造した「目に見えないもの」を感じ、自然に相似して行くことができます。

昔の人々が「天」や「神」という表現で言い表した「目にみえないもの」が確実に存在するということを確認することができるようになるでしょう。
忘れかけている、生きるという本能を取り戻すことができます。

私たち日本人は、神をここそこに見てきました。
八百万の神々は、日本人の特別な能力でその存在を確認することができたからこそ、今に伝えられるのです。

偶像と思われますか?

日本人の特殊な能力を創造したのは、まぎれもなく「米」です。
「米」はその字のごとく八方に光を放つ力となり、精神を育みます。
精神は「米」と「青(野菜)」で出来上がるものなのです。

私たちは、神々に「米」と「水」と「塩」と「榊」と「灯明」を供えました。
米と榊(野菜)を水に入れ、塩で味を取り、灯明の火で煮炊きして食べてくださいという意味です。

私たちの祖先は、何が大切なものかを知っていました。

人間の進化にも関わる「米(穀類)」をこよなく大切にしてきた日本人だからこそ、
精神力の強い民族として今に至るのです。

マクロビオティックは特別な物ではありません。
人間の取り扱い説明書のようなものです。

カラダのシステムを知り、そのシステムにそった生き方(食べ方)を提唱するものです。
カラダのシステムは、より生きやすくするための進化のなかで作られたものです。
そのシステムに則って生きることが、自然に相似することにつながります。
つまり宇宙の創造主とともに生きるということです。

その時、私たちのカラダの持つポテンシャルはマックスになり、生き生きと生を全うすることができるようになります。

お料理は、南瓜入り小豆粥、ひじき蓮根、油揚げと青菜の味噌汁(米味噌)、梅醤番茶を作りました。

ふんわり口の中で溶けていくような食感の玄米粥に皆さん美味しい~♫っておっしゃってくださいました。
まるで、玄米や南瓜や小豆になったように誇らしく思いました。
私って変ですね(笑)

ひじきは来島海峡のある弓削島で取れた上質のひじきを使っています。

今回のお味噌汁は米味噌を使いましたが、このところとっても寒いので、我が家の手前味噌の10年物を使いました。先日のまんでがんオーガニックマルシェでも販売させて頂きましたが、美味しいお味噌に育ちました。豆味噌のような風味ですが、甘みがあってとってもまろやかです。
一般の米味噌よりも年数が経っている分、陽性化していますので、カラダが温まります。
みなさん、お味はいかがだったでしょうか?

お手当の梅醤番茶は、陰陽両極の成分によりあらゆる感染症に対応するといわれるマクロビオティックでもとてもポピュラーな飲用のお手当に使われるものです。
少し風邪気味?って時に一杯飲むだけで、風邪に至らないで済んだという経験をされた方もいらっしゃると思いますが、冷え性にも効果的で、女性に人気の飲み物です。
50年物の梅干しを使って作りましたよ。















10時からスタートして、片づけ、お掃除が終わったのが4時前でした。
長い料理教室ですね(*^^)v

伝えたいことがたくさんありすぎて、時間がいくらあっても足りないくらいです。
どうぞ、お許しくださいませ。

みなさん、お疲れ様でした。






































職場復帰

2012年01月27日 10時37分53秒 | スタッフのブログ
お久しぶりです
歯科衛生士の今川さえです

2010年10月娘の希羽(ののは)を出産いたしました

娘は産後すぐ、NICUへと運ばれました
喉頭軟化症という飲み込みが全くできない状態だったからです
飲み込んだものの1/3は肺へ
胃に入った物もすぐに全て逆流し、肺に入ったり口から出てきてしまう状態でした

希羽が生まれて管が取れるまでの9か月、ここには書ききれないような経験をたくさん
致しました

妊娠すること・命の誕生の奇跡
ずっと娘に寄り添って感じた、食事が出来る事への感謝

自分が生活出来ていることは、本当は奇跡的な事なんだと実感する毎日でした


娘になかなか経験のできない事を体験させてもらったので、これから妊娠出産を迎える方、育児にお悩みの方
私も一緒に悩みながら、お話を伺いながら、皆様のお力になれればと思います


私の復帰をお待ち頂いて下さった患者さまに心より感謝致します。
ありがとうございます

子連れでの復帰を応援して下さって、支えて下さる院長・奥さん・スタッフに感謝致します
ありがとうございます


希羽もIT関係(Ⅰ…いやし T…担当 関係)で
毎日お弁当を持って、フルタイムで出勤しています




このような笑顔でお出迎えすることを心がけております



診療中はこのような状態になっていることもございます
ご了承ください


松見歯科へお越しの際には、ぜひ遊んでやって下さい

今後ともよろしくお願い致します

飯のコース(基礎クラス)16期 第1回 開催いたしました。

2012年01月26日 16時01分18秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
明日の予定を見て、あっちゃ、二週間も記事にできていなかった(*^^);ことに気が付きました。

そうなんです、今年から1月、7月スタートとなったマクロビオティック料理教室の基礎のクラス「飯のコース」の第1回目のご報告がまだできていませんでした。(明日は第2回目です;;;;)


1月13日(金)に第1回目の飯のコースを開催いたしました。


       <料理>玄米の炊き方(圧力、炊飯器)・・・玄米と健康について(好転反応など)
           きんぴら牛蒡(季節の調整)
           ごま塩 (季節の調整)
           厚揚げとふのりの味噌汁(豆味噌)

       <手当>《三年番茶の煎じ方・お手当て》

       <理論>マクロビオティックとは<陰陽について・・・宇宙の法則>

<理論>では、宇宙の法則についてお話をいたしました。
私たち人間は、いわば宇宙の中で生かされている宇宙の縮小版なんだということ。マクロビオティックは、いかに宇宙を感じて自然に同化し相似していくかを、学ぶ哲学だということをお伝えしました。

そして、「美味しい」っていう見えない成分について、マクロビオティックで言われる玄米菜食で砂糖無しでノンケミカルから作られるのではないということを、目に見えない「念」の力を皆さんに見て頂きました。

見えないもの=非科学的=信じられないことだと、現代教育で暗黙の内にプリンティングされている現代人は、「念」という怪しげなものに対して、後ずさりしてしまいます。
それは、自分で顕せられないものだと思っているからでしょう。

実際に、「ばかやろう!」「大っ嫌い」「死ね!」「ダメじゃん」などという思いと、「大好き」「頑張れ」「いいね!」「ありがとう」という思いを、言葉に発せずに「念」で送ると、送られた相手は、急に力が入らなくなったり、すごく力がわいてきたりするという様子をリアルに目にしていただきました。

みなさん、「念」という目に見えないものがこんなに身体に影響し顕れるのかと、驚きをかくせなかったようです。

これが、霊長類である私たち人間の霊力なのです。

目に見えるものしか信じられない人がマクロビオティックを通じて、目に見えない潜象の存在を感じるようになり、生きることへの真摯な思いが芽生えます。私たちを生かしてくれる食べ物に感謝し、その食べ物を作ってくれる生産者さんや、関わる多くの方、また食べ物を育む自然への感謝など、忘れていたかもしれない大切なものを取り戻すことができてきます。
そうすることで、また、人との絆や自然を大切にするココロも芽生え、それが私たちの姿(行動)となって、この宇宙の小宇宙として生きるという循環になるのです。

ふと、道端の草花の美しさに気づく自分を発見するはずです。

有機無農薬の野菜やお米、砂糖や動物性のもの、化学添加物などを使わないで、マクロビオティックのテクニックを使って「いやいや調理したお料理」と、スーパーの安売りの食材でも家族を思い「ココロを込めて作られたお料理」では、召し上がる方が受ける力の差はお察しの通りです。
作る方のココロは料理の美味しさとなって、食べる方に力を生み出すのです。

私自身、このメソッドを毎回この第一回目の講座でさせて頂きながら、鳥肌が立つ思いです。
いつも、原点に立ち返れる瞬間でもあります。

マクロビオティックであろうが、なかろうが、大切なものをわすれないようにしたいと思います。

お料理の実習は、中原先生に主導していただいております。
時々(?)口出ししてしまいますが、ついつい、あれも、これも、お伝えしなくてはと思う私の悪い癖です。お許しください。

今期はアシスタントとして小山郁子先生が仲間入りいたしました。
まだまだ、新米ではありますが、皆さんの先輩としてアドバイスを受けてください。

初回の定番は、玄米炊き比べ。
圧力鍋と炊飯器を使って、陰陽のこと、調理器具のこと、火の性質の違い、出来上がりの違いをみていただきました。陰と陽は面白いくらいにきちっと姿を表します。

そして、マクロビオティックの三種の神器でもある、きんぴら牛蒡と胡麻塩を作っていただきました。
野菜の陰陽、胡麻と塩の陰陽、陰陽バランスのとれた調理方法など、ゆったりとした時間の中で作って行きます。きっと、初めての方にとっては、「こんなに時間をかけるのか!?」と驚かれたかもしれませんね。
でも、皆さん口々に、きんぴら牛蒡が本当に美味しいって笑顔でおっしゃられていました。

どうして玄米ごはんに胡麻塩なのか?
胡麻塩は何の為なのか?
そんなお話もいたしました。
意味がわかると、胡麻塩の出来上がりのイメージが生まれます。
目指す胡麻塩になるまで、何度も復習してくださいね。

一汁一菜の基本食。
飯のコースでは、マクロビオティックの10段階ある食事のバランスガイドのNO.3~4の基本食を学びます。普段のごはんのあり方を学んで頂ける内容です。
ですから玄米ご飯とおかずが二品程度。そしてお汁です。
第4回目に初めて小さな野菜で作ったデザートがつく程度です。

今回のお汁は、寒い冬にうれしい、豆味噌を使ったお味噌汁です。
豆味噌はパンチがありますから、お揚げさんなどの揚げたものが良く合います。季節の野菜と厚揚げとふのりを具にいたしました。野菜をしっかり無水煮(むしに)することで、野菜のうまみを引き出します。
年数をかけて作った豆味噌はアミノ酸の宝庫です。野菜のうまみと相まって、お出汁を取らなくても本当に美味しいお味噌汁が出来上がります。
讃岐では甘い白みそや米味噌が主流ですが、辛い豆味噌は初めての方も美味しいとおっしゃっていただけます。野菜の力、野菜のうまみを引き出す調理法、そして伝統技法で作られた味噌のハーモニーです。

朝の美味しい一杯のお味噌汁は、本当に活力になりますね。

お手当は、まずは毎日頂く三年番茶の煎じ方と、三年番茶を使ったお手当法をご指導いたしました。
三年番茶は、茶畑で三年間ゆっくりと育て上げ、枝葉まで刈り取ったものを焙煎し、三年間熟成させたものを言います。もちろん、オーガニックであることが大切です。
三年間ですから、茶葉は四季を越え、越冬を経験します。そのことで茶葉に澱粉質を多く蓄え、甘みのあるお茶となります。一物全体の恵みを都合6年という時を刻むことで、カラダを温める効果の「陽性」な飲み物を生み出します。蒸して作る緑茶と比べると、焙煎する三年番茶はうんと陽性となります。
色の違いを見ても歴然です。ノンカフェインでもあり、普段のお茶に最適です。
そして、タンニンなどの成分により、様々なお手当に使われ、効果を発揮してくれるのです。



















明日は、第2回目の授業となります。


■第2回 1月27日(金)

       <料理>南瓜入り小豆粥(ありがとう)
           ひじき蓮根 (季節の調整)    
           油揚げと青菜の味噌汁(米味噌)

       <手当>《梅醤番茶》

    <理論>マクロビオティック食事法<進化と食べ物> 

これから始めたいと思っていらっしゃる方も、まだ間に合いますよ。
お問い合わせくださいませ。

本日リビング紙に、教室のご案内を出させていただきました。
文章中に、誤りがありました。
「お手当」と記するところが「お弁当」になってましたね。
リビングの記者さん、よっぽどお腹すいていたのでしょうか(笑)
ご訂正願います。
































 

四季の<J.YAKUZEN>PART2 第1回を開催しました。

2012年01月25日 11時30分37秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
先週の20日に、薬膳茶のクラスを開催いたしました。

ウエルカムティ<月桃茶> 
美肌のための薬膳茶実習<柚子茶>
薬膳プラス<ハト麦と玄米のパオ・照り焼き蓮根ハンバーガー>
   
<理論>
   美肌について
   病因学説と病因弁証論治について①

今期の薬膳茶は<改善薬膳茶>です。
美肌や老化、便秘や不眠など、各回のテーマに合う症状改善のお茶をご紹介していきます。
今期も薬膳プラスとして中原あさ先生の薬膳パンを別料金ですがご用意いたしております。

理論は、食薬学を終え次のステップとして病因学説と病因弁証論治に入りました。
外因、内因の種類、症状、養生の方法を学んでまいります。

初めて薬膳を習いたいという方も、全く安心してお越しください。
薬膳茶は、誰でもすぐに作れるものです。
あまり手に入らないような食材は使いません。

また、理論もひとつひとつ、ジグソーパズルのように知識を埋めていきながら、気がついたら使いこなせるようになるという感じですので、興味のある方はぜひご参加ください。

受講料も1回2100円(レギュラー全12回)と参加しやすく設定していますので、気軽に体験していただけます。










美肌効果もある、月桃茶。







無何有庵特製手作り柚子ジャムの柚子茶。ビタミンCたっぷりでコラーゲンの生成を促します。



薬膳プラスは、美肌に欠かせないはと麦と玄米ごはんのパオに蓮根ハンバーグを挟みました。

美味しく頂きながら、楽しく授業が進みますので、あっという間の2時間です。
次回は2月17日(金)18:30~20:30の開催です。
基本、第3金曜日の夜です。
お仕事帰りに、いかがですか?







































讃岐まんでがんオーガニックマルシェ 第10回開催しました。

2012年01月24日 15時12分14秒 | 庵主の日記
日曜日は、今年初めての<讃岐まんでがんオーガニックマルシェ>を開催することができました。

第10回目の開催で、少しずつ、少しずつですが、ご来場くださる方が増えてきました。

お客様の滞在時間が長いのですが、これって、楽しんで頂けているってことですよね?
そうだとうれしいことですね。

今回は初めての試みだったのですが、「湯たんぽカフェ」と銘打って、ワークショップを開きました。
y.y.happyのやなさんが素敵に用意してくださった<ちくちくセット>で、東北の被災地にあったかい「ペットボトル湯たんぽ」のカバーを手縫いして、私たちの思いを贈りたいという内容です。
たくさんの方がご参加くださり、みんなでちくちくいたしました。作ったものはお持ち帰り頂いてもよかったのですが、すぐに寄付してくださったり、おうちでたくさん作って持ってきますねって約束してくださったり、さぬき女のあったかいハートをたくさんいただきました。
ありがとうございました。











2月12日(日)のマルシェまでに、作って持ってきて頂けると
まとめて石巻のめ組みJAPANさんにお送りして、現地の仮設住宅の皆さんに使っていただけるようにしたいと思います。どうぞ、みなさんよろしくお願い申し上げます。

出店者さんの数も増えてきて、写真取るだけでも、わくわくします。
主催の私たちが、楽しめているし、もっと楽しみたいと思っているので、
きっと、遊びに行ってみたいって思ってもらえるマルシェになるよね!ってメンバーと希望に胸を膨らませています。

遊びに来て下さった皆さん、出店してくださったみなさん、場所をお貸しくださっている料亭公楽の蔵カフェさん、本当にありがとうございました。

































































来月の<讃岐まんでがんオーガニックマルシェ>は
2月12日(日)11:00~15:00の開催です。
場所は、宇多津料亭公楽「蔵カフェ」です。
バレンタインのミニスイーツ作りのワークショップやミニライブもあります。
ぜひ、ほっこりしにきてくださいませ。


































家族

2012年01月19日 09時25分51秒 | 庵主の日記
1999年の春に夫と結婚し、同時に88歳の母と8歳の息子と家族になりました。
88歳の母は、86歳まで歯医者として現役でしたが、
仕事を離れたとともに、少しずつ、現実からも離れたところに行こうとしていた時期でした。
もともと家事が苦手なキャリアウーマンの母でしたから、私の出現と共に一切の家事から手を引き、ますます、この世との境に住むことになり、介護がはじまりました。

8歳の息子は、スパルタな夫の子育てに恐々としたところがあり、
一般の食生活とはずいぶんかけ離れていて(玄米食、砂糖はナシ)、お菓子や学校給食のパンも食べさせない選択を強引にしていたことも影響してか、社会性が持てなく友達もあまり上手にできない状態でした。

そんな、いろいろあった時期、我が家にやってきてくれたのが、愛犬の「ごはん」君でした。
まずは、息子の友達として。
そして、家族の縁むすびとして。











たくさんの思い出があります。

今年のお正月は、大山スキーにも一緒に行きました。
でも、これが最期の思い出になりました。



昨日、犬の先生のところにシャンプーに行ったっきり、帰らぬことになりました。
突然の心臓麻痺ということでした。
夜、会いにいってまいりました。
シャンプーをしてきれいになって、眠るように横たわって・・・。
とても綺麗な姿だったことが、なぐさめです。

Facebookにつぶやいてしまったので、たくさんの方からお電話やメールを頂きました。
ありがとうございます。
きっと、天国のごはんも喜んでいると思います。

次は、どんな姿になって我が家にきてくれるんだろう?
13年、ありがとう。




よねちゃんの小さいときの写真。
おまけです。
ちょっと、和みます。

そして、忙しいことが、救いですね・・・。































































夫婦シニア割引き

2012年01月18日 13時19分12秒 | 庵主の日記
日曜日と月曜日が、診療室の休診日にさせていただいていますので、
夫婦で映画をよく観に参ります。

年を取るのは「なんだかな~」って思いますが、
年を取って本当によかったなぁって思えるのが「夫婦シニア割引き」です。
どちらかが50歳以上なら一人1,000円で映画が観れるわけです(^^)/

夫婦で2,000円。

これはうれしい!!

このところ、毎週のように映画館をめぐり
話題の映画を総なめにして、お得な休日を過ごしています(笑)

この前の月曜日は「マイウエイ」という映画を観てきました。
実話をもとに、韓中日3国の俳優が集まり演じた映画です。

戦争が背景なので、思想的、あるいは史実への多様な意見もあるのでしょうが、
韓国人と日本人の二人の青年が背負うことになる数奇な運命のなかで、憎しみから友情に変わる人間ドラマを描いた映画ですが、しかし、戦闘シーンのリアルさにとても疲れました。
とにかく激しく、生々しく、やっぱり戦争映画は苦手です。

でも、俳優たちの悪役に徹する演技や、ココロの変化を表現する演技にはとても関心いたしました。
いい映画でした。
皆さんも、観賞されてはいかがでしょうか?
肩を凝らさないように、お気をつけて。
本当にリアルです。

































今月の望診法講座。

2012年01月12日 15時38分02秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
受講生の皆さんに、お知らせです。

今月の望診法講座の日程ですが、明後日の1月14日(土)15:00~17:00開催です。
一部の方に、違う日にちをお伝えしてしまって混乱をさせてしまいました。
すみません。
ご参加の方は、再度ご確認の上、
万障お繰り合わせいただき、ご来庵くださいませ。

今回は望診の実習と食箋を立てます。
よろしくお願い申し上げます。

たま




















四季のJ.YAKUZEN 2012 新期講座のご案内

2012年01月08日 17時12分03秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
無何有庵の薬膳カテゴリー<神草の稽古>の薬膳茶クラス<四季のJ.YAKUZEN>の2012年新期カリキュラムご案内です。

今期は、薬膳茶は改善薬膳として、美肌、老化、冷え性、不眠、慢性疲労、便秘、生理痛、肥満、気虚、気滞、血虚、血瘀の症状に効果のあるお茶をご紹介し、特徴的な症状やその原因、改善のための食材の使い方、アドバイスをいたします。

また、理論では、前期の内容からステップアップして、「病因学説と病因弁証論治」について解説します。
前期では中医学概説、食薬学概説、食薬学、陰陽五行学説、季節の薬膳と学んできました。病因学説と病因弁証論治も引き続きベーシックな内容です。さらに、「八鋼弁証」「精・気血・津液・神と弁証論治」まですすめてまいりたいと思います。

初めてのご参加でも、繰り返し、繰り返しの学びですので、不安なく馴染んで頂ける内容です。
また、薬膳茶は薬膳料理よりもご家庭で実践しやすいので、気軽に楽しむことができます。
単発の受付はいたしておりませんが、第1回目の体験受講に限り受付させていただきます。

■日 程■ 原則第3金曜日18:30~20:20開催
      参加費:24,000円(全12回)
      薬膳プラス<natural food class te-ma特製>500円(事前予約のみ)
      体験受講参加費:4000円(薬膳プラス含む)。
      ただし、レギュラー参加になった場合は年会費に変更いたします。
      県外からの参加の場合事前予約の上、宿泊が可能です。(定員2名相部屋・入浴不可)
      宿泊費は1泊2000円となります。


第1回目は、


 1月20日(金)    

   ウエルカムティ<月桃茶> 
   美肌のための薬膳茶実習<柚子茶>
   薬膳プラス<ハト麦と玄米のパオ・照り焼き蓮根ハンバーガー>



全カリキュラムは出来次第、ご案内申し上げます。
オーガニック月桃茶をお分けできます。実費1050円+送料・代引手数料(頭割)です。


お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ大中まで。
前期レギュラーの方も、薬膳プラスのご予約がありますので、ご連絡いただければ幸いです。








































仕事はじめは、「玄米」100%。

2012年01月08日 14時44分45秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
昨日は、今年初めてのマクロビオティック料理教室でした。

無何有庵の料理教室では上級・師範レベルとなる応用のクラス<羹のコース>の第1回目です。
前期、前々期、二年ぶりなど、飯のコースを卒業された方々のご参加です。

このクラスは、レシピはありません。
食材ごとのカテゴリーで、その食材の持ち味を生かしたお料理のバリエーションをいろいろ創作して、マクロビオティック料理の幅を広げていくのが目的です。
もちろん、マクロビオティックのベーシックな部分を踏み外すことなく、陰陽のバランスや一物全体、身土不二を守り、食材や調味の原則をしっかり踏まえたうえで、美しく、美味しく、わくわくするようなお料理を作ることができるようにご指導いたします。

一般のレシピを自由自在にマクロビオティックに置き換えたり、シンプルな調味料で和洋中の味の変化を作りだしたり、おもてなしの盛り付けや演出を気負うことなくさりげなくできるように一年を通して学んでいただきます。

第1回目は「玄米をマクロビオティックする」がテーマ。

土鍋で炊いた玄米、圧力鍋で炊いた玄米、炒った玄米、揚げた玄米、蒸した玄米、炒めた玄米と玄米ご飯を使って七変化です。







お粥パンのハンバーガー牛蒡のバルサミコ煮と蓮根の照り焼き、トマト、豆腐マヨネーズと砂糖不使用のケチャップをはさんでいます。



玄米サラダ。蒸しパプリカのボートに乗せました。



玄米カップケーキ。



玄米ハンバーグ



玄米のチヂミ。マクロビオティックキムチを入れ、ニラ醤油をかけました。



お手当に使う玄心の煎じたカスの佃煮。



餅玄米のおかき



玄米ドリア。ホワイトソースは玄米粉で作ります。



玄米のグレイン種を衣にした野菜のフリッター。



玄米のシュウマイ。皮の代わりに白菜を使いました。



食養お手当に使う「玄心」。8時間以上焙煎した玄米を水から煎じて頂きます。





玄米の信田巻。玄米が食べづらい方も、これならOKをくれそうです。



玄米七草リゾット。丁度七草粥の日だったので。



玄米ポタージュ



玄米粥と玄心の佃煮



お焦げのスープ



玄米プリン。玄米甘酒ソースをかけました。

まだまだ、いろいろなアイディアがあふれそうな「玄米」という食材。
私たちの基本の食べ物です。
素敵にアレンジすれば、主食も副食も、スープもデザートも、100%玄米でできそうです。
ご飯をしっかり食べることを実践できますね。

次回は来月2月4日(土)10:00~です。
「出汁、スープをマクロビオティックする」がテーマです。
単発でもご参加できますので
興味のある方はお問い合わせください。

松見歯科診療所 087-881-232 メディカルコンシェルジュ 大中まで。











































讃岐まんでがんオーガニックマルシェ 第10回開催します。

2012年01月06日 12時43分45秒 | 庵主の日記
蔵のまち宇多津の料亭公楽さんの蔵カフェの場所をお借りして
去年の春から始めた「讃岐まんでがんオーガニックマルシェ」通称「蔵マルシェ」ですが、
お陰さまで昨年暮れの開催ではたくさんの方がお越しくださり、
メンバー一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

2012年、幕開けですが
今年も、皆さんの健康と幸せを祈って
オーガニックにこだわって、
マクロビオティックにこだわって、
手作りにこだわって、
人と人の絆にこだわって、
たくさんのご縁をつむいでいけたらと思っております。
月に一度の開催ですが、
少しずつ、少しずつ、育ててまいりますので、あたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。

さて、今年最初のマルシェのご案内です。

日 時 1月22日(日)11:00~15:00

場 所 宇多津料亭公楽 蔵カフェ 於




<出店内容>

■ ママゴトキッチン:マクロビオティックお惣菜、マクロビオティックスイーツ、玄米コーヒー、他。

■ natural food class te-ma:天然酵母マクロビ仕様のパン

■ y.y.happy:手作り雑貨、炊きたて玄米おむすび

■ 玄米菜食・オーガニック料理つむぎ:ひえコロッケ、マクロビオティックスープ

■ 玄季旬菜食堂こにこ:マクロビオティックお惣菜、手作り雑貨

■ はなうた虹房:草木染め雑貨、手作りココペリ人形、マクロビオティックスイーツ

■ m+:手作り木工雑貨、オーガニック野菜

■ 畑ごはん:マクロビオティックスイーツ

■ カフェド銀ちゃん:オーガニック珈琲、手作りショコラ・デコ・フリュッテ

■ ココロびCafe:ハーブティ&アップルガレット

■ 無何有庵:黒体ぢわもん鍋&マクロビオティック食材

その他、オーガニック野菜などの出店も予定。



マルシェ主催のワークショップ「ほっこり 湯たんぽ Cafe」では、あったか簡単!お手軽ペットボトルの湯たんぽカバー作りをいたしますよ。


目的:東北の被災地にペットボトルの湯たんぽカバーを贈る<ペットボトル大作戦>の参加者募集!

内容:y.y.happyのやなちゃんがペットボトルカバーのちくちくレッスンをしてくれます。

●布(古着トレーナーなど、ネル、タオルなど厚手の布)を持ち寄り、湯たんぽカバーを作ります。ソーイングセットを持ってこれる方は持参してもらいます。

参加費:300円(布など持ち寄り出来る方用で、布以外の材料は用意します)
    500円(手ぶら参加の方用で、布、その他をセットで用意します)
    
    *参加費は、材料代と東北支援金といたします。

ちくちくカフェなので、カップやソーサー、スプーンなどを使った演出も楽しみですね♪
マルシェの美味しいスイーツやドリンクに癒されながら、のんびりちくちくしませんか?

























皆様のご来場をココロからお待ち申し上げております。








































新年、明けましておめでとうございます。

2012年01月05日 16時32分31秒 | 庵主の日記
久しぶりのブログ更新となりました。

昨年末は、連日、昼に夜にお客様がたくさん来て下さり、にぎやかな年の瀬となりました。
年末大掃除からの逃避には、好都合な理由もでき(笑)、
お正月準備にやっきになることをやめ、暢気に過ごすことにしました。

大晦日の朝から、いつもの大山スキーに出発。
雪は、やはり美しくて、ココロ洗われました。
でも、東北を思うと、この美しい雪も
暮らすには厳しく、何事も陰陽だと思いました。

スキーと言っても、私は何年か前から、民宿の炬燵組で
持って行った本やら、新期講座のカリキュラム作成の資料やらに囲まれて過ごす予定でしたが、
なんと、お笑いのTVにはまって、朝から晩までテレビの番をすることとなりました。
初笑いです。
しかし、久しぶりに見るTVは新鮮で、何も考えずただ笑って過ごすというのもまたいいものです。
ずいぶんと、忘れていた感覚なのかもしれません。
今年は、あくせくすることなく、何かに追われることなく、のんびりと過ごしたいと思いました。

のんびりしすぎて、お歳暮も送りそびれてしまい、お年賀でお送りすることとなり、ちょっとのんびりしすぎ~っと自分で突っ込みいれながら
それでも、「ま、いいか」ってことで、不出来な自分を許すことにしました(笑)
どうぞ、皆さまも、お許しくださいませ。

今日から診療室は仕事初めです。
患者さまに新年のご挨拶をさせていただくのは、ちょっぴり初春の喜びなるものを感じるものですね。
自然と笑顔になり、お正月というものはやっぱり必要なんですね~。

今日のスタッフのまかないごはんは、玄米ごはんと玄米もちのお雑煮でした。
うちのお雑煮は、白みそ仕立ての讃岐の名物「あんもち雑煮」ではありませんが、今日は、人参など丸いかたちのまま輪切りにしました。マクロビオティックでは、陰陽の差によりエネルギーの動きを作りだす斜め切りなどを言われますが、今日は、まあるく和をもつという願いをこめて、まんまるがきれいな輪切りで良しとしました。

スタッフの一年の健康と幸せの祈願です。

私は、「讃岐まんでがんオーガニックマルシェ」の打ち合わせで、お外ランチとなりました。
先月25日にお会いしたばかりのメンバーですが、新年のあいさつとなると改まって、なんだかお久しぶりな気持ちになるのも面白いなって思いました。

一年の始まりっていうのは、やっぱり特別なんですね。
大切にしなくてはですね。

年賀状をたくさんいただきました。
ありがとうございます。
ココロから感謝申し上げます。
皆さんから頂く年賀状は、本当にうれしいですね。
なかなかお会い出来ない方は、お元気な様子にほっとしたり、
普段お会いする方も、お時間を作ってわざわざ出して下さって、ありがたいなぁってしみじみ思ったり・・・。

なのに、なのに、私ときたら
筆無精で、またまた今年も年賀状が書けませんでした。
昔は、ちゃんと書いていたんだけどなぁ。
本当にごめんなさい。
今年の年末こそは、年賀状書きを実現するぞ~って、
新年の誓いとしたいと思います(ホント、か?)

今年は、マヤ歴の最終章となる一年。
マヤ歴のお正月生まれの私は、気になるところですが、
日本の形でもある辰の年。
何かが起きるのかどうかはわかりませんが、日本が、世界が、地球が生まれ変われるのであれば
子どもたちが輝くことができるような環境になってほしいものです。
何が起きようとも、私たちは、黙々と潜象の流れに応じ、生き抜くことなのだと思います。

3月には、また石巻に行く予定です。

3.11の一年をこの目で見て感じ、微塵ではありますが、日本の元気の一助としてできることをあきらめることなく続けていきたいと思います。

無何有庵での活動は、明後日から「羹のコース」を皮きりにスタートいたします。
また、新しいクラスでのご縁に感謝をして、今年も頑張って行きたいと思います。

どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。