毎日、毎日、「食育」という言葉を聞かない日が無いくらい、日本中「食育ブーム!」の今日この頃。平成17年6月10日 食育基本法が制定され、7月より実施の運びとなったからです。
食べ物が体の健康だけではなく、頭や心に与える影響も問題視されるようになり、今回の大きな動きとなったようですが、子どもたちと食べ物があれば全て「食育」として満足している感は否めません。行政も自治体も、本当に子どもの未来を我が子のこととして考えて行かなければ、自己満足に終わってしまうのではないかと懸念いたします。
「食育」が企業の宣伝活動に使われたり、農産、畜産などの普及活動に子どもたちが利用されたり、如何にも!と思える偽食育が横行しているのは、何が「食育」かというモノサシがはっきりしていないからでしょう。
そんな中で、本日、高松市立国分寺中学校では全校生徒が自分でお弁当を作ってくる日と決めて実施されています。題して「弁当の日がやってきた」!子どもたちは今朝5時起きでお弁当を作り登校しています。お昼、私も見学に行かせて頂来ますので、詳しい模様は後ほどご報告致します。
今回の「弁当の日がやってきた」の仕掛け人は、竹下和男校長先生です。先生は平成13年、滝宮小学校の校長時代にこのユニークな企画を打ち出し実行しました。「自分が食べるものを自分で作る」ことから子どもたちが食を考え、健康に関心を持ち、地域を知り、作る事の大切さ、助けられて生きている事、家族のふれあい・・・・・などなど‥。子どもたちに計り知れない大切な事を知ってもらい、その事から成長をしてもらいたかったからです。
この「弁当の日がやってきた」は自然食通信社のシリーズ子どもの時間3として本になっています。(定価1600円+税)
竹下校長先生は、現在国分寺中学校の校長ですが、やはりここでも「弁当の日」を設定。父兄の(特にお母さん)の逆風を浴びながら(笑)果敢に取り組んでこられました。
何しろ、子どもたちはお弁当を作った経験の無い子のほうが多いのですから、家庭科の授業ではご飯の炊き方から指導が始まるのです。準備期間を学校の授業として儲け、親は一切手伝わないという条件で子どもたちが頑張れるようにバックアップ。先生方も並大抵の努力では済みません。
そんな、学校全体の大きな活動の成果発表が本日、給食の時間に実施されます。早起きした子どもたちは、授業で居眠りしていないかなぁ。
今回の活動は、メディアには一切告知しなかったそうです。今日、取材が入っているのは東京から社団法人農山漁村文化協会(農文協)、九州から西日本新聞社と県外ばかり。県内のメディアは無関心だったようです。ちょっと寂しい~なぁ(-_-メ)。
昨夜、その取材班と竹下校長先生とプライベートで食事会を開きました。場所は無何有庵。マクロビオティック料理でおもてなし致しました。
「食育」への思いは同じですから、竹下校長先生の活動に心から応援したいです。
そして何とも、やっぱり繋がってる!と思ったのが、九州から来られた西日本新聞社の取材斑は、この2月12日(日)の「医食農で健康を考えるシンポジューム」で講演をしていただく佐藤弘さんです。「食卓の向こう側」の第8巻にこの「弁当の日がやってきた」の取り組みを掲載するために来られました。
講演もすごく楽しくお話がお上手ですが、普段のお話もとっても面白くってついついひきこまれてしまいます。いよいよ、講演会が楽しみになって参りました。
また、東京から来られた農文協のディレクターの細川さん、ライターの佐々木さん、カメラマンの大西さんは、昨年発刊されたばかりの季刊「うかたま」の取材です。うかたまはもう読まれましたか?「うかたま」の意味は宇迦御魂(ウカノミタマノカミ)という食べ物の神様が由来。(詳しくは、創刊号の始めに書いてます)食べ物を大切にしたいという思いのこもった雑誌です。無何有庵の活動もとても熱心に耳を傾けてくださり嬉しかったです。ありがとうございました。
皆さん、今日は子どもたちが朝早くからお弁当を作るところからの取材なので、なんと現地に5時集合ということです。真っ暗なうちから、本当にありがとうございます。素敵な子どもたちの横顔を取材してくださいね。
食べ物が体の健康だけではなく、頭や心に与える影響も問題視されるようになり、今回の大きな動きとなったようですが、子どもたちと食べ物があれば全て「食育」として満足している感は否めません。行政も自治体も、本当に子どもの未来を我が子のこととして考えて行かなければ、自己満足に終わってしまうのではないかと懸念いたします。
「食育」が企業の宣伝活動に使われたり、農産、畜産などの普及活動に子どもたちが利用されたり、如何にも!と思える偽食育が横行しているのは、何が「食育」かというモノサシがはっきりしていないからでしょう。
そんな中で、本日、高松市立国分寺中学校では全校生徒が自分でお弁当を作ってくる日と決めて実施されています。題して「弁当の日がやってきた」!子どもたちは今朝5時起きでお弁当を作り登校しています。お昼、私も見学に行かせて頂来ますので、詳しい模様は後ほどご報告致します。
今回の「弁当の日がやってきた」の仕掛け人は、竹下和男校長先生です。先生は平成13年、滝宮小学校の校長時代にこのユニークな企画を打ち出し実行しました。「自分が食べるものを自分で作る」ことから子どもたちが食を考え、健康に関心を持ち、地域を知り、作る事の大切さ、助けられて生きている事、家族のふれあい・・・・・などなど‥。子どもたちに計り知れない大切な事を知ってもらい、その事から成長をしてもらいたかったからです。
この「弁当の日がやってきた」は自然食通信社のシリーズ子どもの時間3として本になっています。(定価1600円+税)
竹下校長先生は、現在国分寺中学校の校長ですが、やはりここでも「弁当の日」を設定。父兄の(特にお母さん)の逆風を浴びながら(笑)果敢に取り組んでこられました。
何しろ、子どもたちはお弁当を作った経験の無い子のほうが多いのですから、家庭科の授業ではご飯の炊き方から指導が始まるのです。準備期間を学校の授業として儲け、親は一切手伝わないという条件で子どもたちが頑張れるようにバックアップ。先生方も並大抵の努力では済みません。
そんな、学校全体の大きな活動の成果発表が本日、給食の時間に実施されます。早起きした子どもたちは、授業で居眠りしていないかなぁ。
今回の活動は、メディアには一切告知しなかったそうです。今日、取材が入っているのは東京から社団法人農山漁村文化協会(農文協)、九州から西日本新聞社と県外ばかり。県内のメディアは無関心だったようです。ちょっと寂しい~なぁ(-_-メ)。
昨夜、その取材班と竹下校長先生とプライベートで食事会を開きました。場所は無何有庵。マクロビオティック料理でおもてなし致しました。
「食育」への思いは同じですから、竹下校長先生の活動に心から応援したいです。
そして何とも、やっぱり繋がってる!と思ったのが、九州から来られた西日本新聞社の取材斑は、この2月12日(日)の「医食農で健康を考えるシンポジューム」で講演をしていただく佐藤弘さんです。「食卓の向こう側」の第8巻にこの「弁当の日がやってきた」の取り組みを掲載するために来られました。
講演もすごく楽しくお話がお上手ですが、普段のお話もとっても面白くってついついひきこまれてしまいます。いよいよ、講演会が楽しみになって参りました。
また、東京から来られた農文協のディレクターの細川さん、ライターの佐々木さん、カメラマンの大西さんは、昨年発刊されたばかりの季刊「うかたま」の取材です。うかたまはもう読まれましたか?「うかたま」の意味は宇迦御魂(ウカノミタマノカミ)という食べ物の神様が由来。(詳しくは、創刊号の始めに書いてます)食べ物を大切にしたいという思いのこもった雑誌です。無何有庵の活動もとても熱心に耳を傾けてくださり嬉しかったです。ありがとうございました。
皆さん、今日は子どもたちが朝早くからお弁当を作るところからの取材なので、なんと現地に5時集合ということです。真っ暗なうちから、本当にありがとうございます。素敵な子どもたちの横顔を取材してくださいね。