今月最後の料理教室は、薬膳の教室<神草の慧古>でした。
今日のテーマは<気滞>。
気の運行が停滞することにより現れる臓腑の働きが失調する病的変化のことです。
中医学では「気鬱」「気結」ともいいます。
主な症状としては、うつ状態、胸のつかえ、脇肋脹痛、腹部の膨満感と痛み、舌質淡舌苔白、脈弦があり、気鬱は肺、胃、肝、大腸に現れます。
理気することが大切で、ストレスを溜め込まないように気を流していきたいものですね。
今日の薬膳です。

「そば粉のほうとう」
杏仁と枳殻(きこく・・ダイダイの皮)を煎じてスープにいれています。
肺気の昇降を調節し、胸を広げる「理気寛胸」により肺気が停滞する症状の改善が期待できます。

「大根と車麩の煮物」
補気理気の効果により胃と大腸の気滞証を改善いたします。

「蕪のさっぱりあんかけ」
温める食材と平性の蕪を合わせ大腸の気を巡らせ、大腸気滞による症状の改善が期待できます。


「玉ねぎのかき揚げ 薔薇塩」
脾を健やかにして肝気を発散させ、気の巡りを良くすることを「健脾疎肝理気」といい、肝の気鬱の改善が期待できます。
薬膳での揚げ物は本当に少なく、気滞の時くらいです。
薔薇塩は、玖瑰花というバラ科の植物の花を乾燥させたものでとても良い香りがします。花のガクを取り除いて、すり鉢で細かくすり下ろしたものです。


今日の盛り付けは、揚げ物の敷きものを白鳥にしてみました。
先日、お気に入りの割烹「津田」さんで銀杏を注文しましたら、この折り紙の上に松葉の串に刺した銀杏が出てきました。ちょっと感動して、真似てみました。
薬膳も、もうすぐ一回りです。
4月からは、少し趣向を変えて、薬膳茶とデザート+中医学の講座にしたいと考えています。
次回の<神草の慧古>は、2月28日(土)16:00~です。
「血虚証」・・・鉄欠乏性貧血の改善薬膳をいたします。
黒米の八宝粥、鯉こく羹の胡麻焼き、玄米粉豆腐と双耳の和え物、龍眼肉と大棗のデザートです。
妊娠中や授乳中のママさんや養血、補血が必要な方、鉄分の損失増加のある方におすすめの講座です。
お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 受付 川田まで。
今日のテーマは<気滞>。
気の運行が停滞することにより現れる臓腑の働きが失調する病的変化のことです。
中医学では「気鬱」「気結」ともいいます。
主な症状としては、うつ状態、胸のつかえ、脇肋脹痛、腹部の膨満感と痛み、舌質淡舌苔白、脈弦があり、気鬱は肺、胃、肝、大腸に現れます。
理気することが大切で、ストレスを溜め込まないように気を流していきたいものですね。
今日の薬膳です。

「そば粉のほうとう」
杏仁と枳殻(きこく・・ダイダイの皮)を煎じてスープにいれています。
肺気の昇降を調節し、胸を広げる「理気寛胸」により肺気が停滞する症状の改善が期待できます。

「大根と車麩の煮物」
補気理気の効果により胃と大腸の気滞証を改善いたします。

「蕪のさっぱりあんかけ」
温める食材と平性の蕪を合わせ大腸の気を巡らせ、大腸気滞による症状の改善が期待できます。


「玉ねぎのかき揚げ 薔薇塩」
脾を健やかにして肝気を発散させ、気の巡りを良くすることを「健脾疎肝理気」といい、肝の気鬱の改善が期待できます。
薬膳での揚げ物は本当に少なく、気滞の時くらいです。
薔薇塩は、玖瑰花というバラ科の植物の花を乾燥させたものでとても良い香りがします。花のガクを取り除いて、すり鉢で細かくすり下ろしたものです。


今日の盛り付けは、揚げ物の敷きものを白鳥にしてみました。
先日、お気に入りの割烹「津田」さんで銀杏を注文しましたら、この折り紙の上に松葉の串に刺した銀杏が出てきました。ちょっと感動して、真似てみました。
薬膳も、もうすぐ一回りです。
4月からは、少し趣向を変えて、薬膳茶とデザート+中医学の講座にしたいと考えています。
次回の<神草の慧古>は、2月28日(土)16:00~です。
「血虚証」・・・鉄欠乏性貧血の改善薬膳をいたします。
黒米の八宝粥、鯉こく羹の胡麻焼き、玄米粉豆腐と双耳の和え物、龍眼肉と大棗のデザートです。
妊娠中や授乳中のママさんや養血、補血が必要な方、鉄分の損失増加のある方におすすめの講座です。
お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 受付 川田まで。