◇新年のご挨拶
このブログをご覧いただいている皆さま。新年おめでとうございます。あまり変わ
り映えしないページではありますが、本年もご愛顧のほどよろしくお願いいたし
ます。
昨夜は遅くまで起きていて、どこかのチャンネルで新年のカウントダウンを見て
いました。布団の中で聞いた除夜の鐘は、なぜかいつもの年よりもはっきりと聞
こえてきました。NHKの永平寺などの鐘ではなく、Liveの除夜の鐘です(およそ
2キロ離れた「妙蓮寺」という日蓮宗の寺。わが家の菩提寺)。風の向きで鐘の
音や電車の音が結構間近に聞こえて来るのです。いつもは朝の勤行の前(6時)
に鐘が衝かれ、夜は除夜の鐘だけ。だからことさら鐘の音が身に沁みる。
今年に入って4人目の孫(女児)が無事に誕生した。吾輩の古希も難なく通り過
ぎたし、それを機に叙勲という栄誉にも与ったりした。ところが一方、我妻が思わ
ぬ難病を告げられ暗然としたり、古くからの親友がかなり高ステージの癌を宣告
され入院することになった。さらには三番目の姉が突然脳梗塞で倒れたりして、
諸行無常を改めて痛感する年であった。
一昨年長男を産んだ三女は、また夫の里カリフォルニアに帰ることになってクリ
スマスイブに日本を後にしてしまった。府中市に住まっていた長女の家族は転勤
で遠く広島に居を移してしまった。急に身辺は寂しくなった。
たった1年でもこれだけ有為転変がある。
新年を迎えてこの一年にどんな抱負があるかと言えば、長年放置していた中
山道を歩いた記録を何とかしなければと思っている。二つのボランティアグルー
プの活動はもちろん、狭いながら畑も待って居る。妻の体調が許せば、カリフォ
ルニアの家族も訪ねたい。広島を訪ね、ついでに道後温泉など四国観光をとい
うのは妻の希望である。その間に水彩画を描いて、好きな本を読んで・・・、そん
なこんなで今年も暮れるのかもしれない。
(この項終わり)