◇とりあえず静物画
次の水彩画教室は「風景画」をやることになった。それぞれ過去に描きたいと
思った光景を、写真やスケッチで持参して、それを見ながら描く趣向。
それはとりあえず昨年訪れた妙高高原の風景にすることにして、今日は手近な
題材をテーマにして、「静物画」を描いた。
描き初めだ。
吾輩が無類の芋焼酎愛好派と承知している某氏から、本格芋焼酎原酒(27度)
1.8L入り壺(鹿児島・鹿屋「財宝」)を頂いた。この壺を中心に、リンゴ、ポンカン
レモン、ゆずなどを配した。
少し左が寂しく見えたので、焼酎・ビール用の陶器製カップを添えた。
果物の中に意外な色を見出して、その色を加えることで見事な質感を表す人が
いる。その感性が羨ましい。吾輩の場合一向に表現方法が進歩しない。人さまの
作品を見たときには「なるほど、そうか。そういうことか。」と感心するが、身に着か
ないのだ。
少しくたびれた「ゆず」はどうしてそれらしく見えないのか。
背景色はいつもながら苦労する。
(以上この項終わり)