昨夜から断続的に雨が降りました。
夕方には小康状態になりましたが、朝の見積もりのための現地採寸の約束が二階建ての外壁を測ることも
あって先方より「気の毒だ」と三日後に延期、午後からは陶芸の土いじりで過ごしました。
今日は昨日の「奈良カエデの郷ひらら」での現代アート13組の芸術家たちが木造校舎に集い、それぞれの作品を制作している展示をご紹介させてもらいます。
まず玄関を入った正面に幟(ノボリ)のような作品がデェーン!と迎えてくれました。
その作品のすぐ右側の部屋にはガラスの器が青のLEDで幻想的な雰囲気を醸し出していました。
今回は写真の数が多くなるのでほとんどサムネイル画像の掲載となります。
もしご興味がありましたら、その画像をクリックして別画面でご覧ください。
右端は曲がりくねった松の木を断面を斜めにカットすることにより一段で16個の幹を組み合わせて
造られたのだそうです。
5mm厚畳一畳大のガラス板、上半分が磨りガラスに円形の透明ガラス、下半分はその逆で
その上下の円の中に質屋も騙されるほどの精巧にできた偽ダイヤが散りばめられてありました。
二階の廊下の端から端まで敷き詰められた絵画の布は突き当りの壁まで登りつめてありました。
芸術ってハッキリ言って分かりません。 でも、なんか感性に伝わる物があればそれが作者の
伝えたい芸術なのではないかと、答えのない答えを信じています。
右端はカラフルなパネルの上一面に白い砂がキチンと敷いてある上に小さなブーメランのような
物で型抜きされているような、下のカラーが見えるようになっていました。
その小型が下の画像の左端で、子供達や見に来ていた人たちが触れれるようになっていて
小型の砂ならし用のトンボなんかも置いてありました。
少し芸術から離れて、懐かしい校舎の風景を少しばかり。
私は大阪市立の割と新しい小学校だったのですが、職員室のある建物以外はこんな木造二階建て
でした。
さてさて続きなんですが、これは芸術家の作品ではなくここの小学校の児童だった子供達の
自分の名前の一文字をアートにしてもらった作品も展示がありました。
その他にも奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARAによる展覧会などもあり、一人の男の子が
日記を描いたのがドンドンつながって行って長い長い作品になっていたり、日記ノートが
連れられて展示されていたりも楽しかったです。