
「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」避難・保養世話人の吉野さん。夕方松本市長と面談、その後小赤の家で、福島の状況と保養プログラムのお話。参加者が各自一品持ち寄りでした。
子ども福島の吉野さんの話。福島の現状、発表されている空間放射線量は、地上1メートルは極めて高い。年間5msvを越える場所に住んでいる。小さい子どもに、影響が出る恐れがある。原発立地自治体の4町村は避難などの方法を知っていたが、他の市町村は知らなかった。
子ども福島の吉野さんの話。speedi が発表されずに放射線量が高いところに逃げた。県北でも2.3以上の学校が221校56.5%になる。今は校庭の使用制限をしている。屋外で1年間外で遊んでいないので、ちゃんと成長するのか心配。全国と比較しても福島の子供の体重が増えていない。
子ども福島の吉野さんの話。だから、週末や長期の休みの保養プログラムが必要。これからもずっと必要。北海道は今年も予算をつけている。市民と行政が手をつないで保養プログラムを。保養先で健康診断が受けられるといい。触診と心電図、エコーの検査が必要。
子ども福島の吉野さんの話。岩手の一ノ関で、1600ベクレルの干し椎茸がでた。知らずに子どもが摂取していた。だから、尿検査も必要。子どもの権利がおかされたままになっている。国際的な問題提起をしていく。選択的避難区域の設定を法律に求めていく。
子ども福島の吉野さんの話。選択的避難区域からの避難者への支援、保養、健康診断などを保障することを求めている。汚染土は、仮処分場が決まらないなかで、除せんが進まない。わたり地区の側溝で113マイクロシーベルトの値。そこを子どもがマスクをせずに歩いている。
子ども福島の吉野さんの話。大気中放射線量は、核実験で汚染が広がったときと比べて、2倍以上。マスクをつけないといけない。ガードマンを立たせて、車が通るとき除せん作業を止める。危険な状況を行政も分かっている。全国的に状況を広げていきたい。 松本でモデル的な保養プログラムが作りたい。
子ども福島の吉野さんの話。福島県内は、ヨード剤が配られていない。松本市は準備がされているのに。とにかく保養で、一回福島から出てみると親も変わる。
子ども福島の森永さん。白馬に来て、洗濯物を干せることが嬉しかった。子どもたちに、将来結婚ができるのかと不安を持たせてしまっている。逃げてきたと思っている。ある時、子どもに放射能に汚染されていたら、福島のお母さんは一生悩む。避けられるものは避けれる選択を行政がつくるべき。
子ども福島保養プログラム。空いている保養施設のリストアップ、様々なプログラムの提案を、子ども福島へ連絡してください。自治体どうしが合意をすれば分校もつくって、集団疎開も可能じゃないか。
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