松本木材協議会と懇談をしました。私からは、昨年11月に県木連からいただいた要望が本年度予算にどう反映されてかについてお話をさせていただきました。要旨は以下の通り。
1.担い手育成について
(従来)退職手当共済掛け金、蜂アレルギー検査費、エピネフリン注射器購入費、
振動病特殊検診受診費 各1/3
(廃止)人間ドック受診費用
(新規)林業技術免許取得経費 架線技術、高性能大型機械等
2.県産材利用促進について
(1)個人向け ※ぜひ宣伝を!
①環の住まい 1億円 100万円×100件(抽選)→50万円×200件(先着順)
②住宅リフォーム 5千万円
(2)公共工事について
①合法木材の活用→発注要件に加える方向で検討
②公共建築物における木材の利用の促進に関する法律にもと基づき、市町村の県産材利用方針の策定を促進
(中信地区内制定済み)松本市、塩尻市、朝日村、木曽郡全町村
(策定中)安曇野市
(未策定)大町市、山形村、筑北村、麻績村、生坂村、池田町、松川村、白馬村、小谷村
③公共工事における、建築工事と資材調達の分離発注→国の補助条件等との調整が必要
④県庁内に「県産材利用促進連絡会議」をおき各部局へ要請
(具体例)松本駅前広場の木製レンガ
⑤木質バイオマス利用 65百万円→94百万円
3.森林づくり県民税について
(1)平成24年度が最終年となることから、現在「みんなで支える森林づくり県民会議」及び「地方税制研究会」で検証が行われている。「9月議会に方向性を出す」(知事)
(2)財源が限られていることから、使途の拡大については、国の補助事業を最大限活用することを第一に考える必要がある。
このあと出席者から要望を聞く。
①3月に出す材木が遅れて4月、5月となり気温が20度を超えたためオアカビが入って価値が大きく下がってしまった。原因は搬出用のトラックの少なさ。
②松くい虫対策で県内業者は枝葉まできれいにしているのに、県外業者は適当である。
③指針が決まってそれから材木を集めろと言われても集まらない。
④経験のすくないものがプロセッサーを使って丸太をつくっても造材が悪い。木を見て、どのように造材するかを判断できる経験が必要。
⑤床材に県産材の活用を。メンテナンスが必要だが疲れにくい。
⑥長期優良住宅のメリットを生かす施策を。
などでした。さらに現場に足を運んで具体的な課題を抽出していきたいと思います。
1.担い手育成について
(従来)退職手当共済掛け金、蜂アレルギー検査費、エピネフリン注射器購入費、
振動病特殊検診受診費 各1/3
(廃止)人間ドック受診費用
(新規)林業技術免許取得経費 架線技術、高性能大型機械等
2.県産材利用促進について
(1)個人向け ※ぜひ宣伝を!
①環の住まい 1億円 100万円×100件(抽選)→50万円×200件(先着順)
②住宅リフォーム 5千万円
(2)公共工事について
①合法木材の活用→発注要件に加える方向で検討
②公共建築物における木材の利用の促進に関する法律にもと基づき、市町村の県産材利用方針の策定を促進
(中信地区内制定済み)松本市、塩尻市、朝日村、木曽郡全町村
(策定中)安曇野市
(未策定)大町市、山形村、筑北村、麻績村、生坂村、池田町、松川村、白馬村、小谷村
③公共工事における、建築工事と資材調達の分離発注→国の補助条件等との調整が必要
④県庁内に「県産材利用促進連絡会議」をおき各部局へ要請
(具体例)松本駅前広場の木製レンガ
⑤木質バイオマス利用 65百万円→94百万円
3.森林づくり県民税について
(1)平成24年度が最終年となることから、現在「みんなで支える森林づくり県民会議」及び「地方税制研究会」で検証が行われている。「9月議会に方向性を出す」(知事)
(2)財源が限られていることから、使途の拡大については、国の補助事業を最大限活用することを第一に考える必要がある。
このあと出席者から要望を聞く。
①3月に出す材木が遅れて4月、5月となり気温が20度を超えたためオアカビが入って価値が大きく下がってしまった。原因は搬出用のトラックの少なさ。
②松くい虫対策で県内業者は枝葉まできれいにしているのに、県外業者は適当である。
③指針が決まってそれから材木を集めろと言われても集まらない。
④経験のすくないものがプロセッサーを使って丸太をつくっても造材が悪い。木を見て、どのように造材するかを判断できる経験が必要。
⑤床材に県産材の活用を。メンテナンスが必要だが疲れにくい。
⑥長期優良住宅のメリットを生かす施策を。
などでした。さらに現場に足を運んで具体的な課題を抽出していきたいと思います。