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本日子どもの貧困を考える勉強会を開催したところ15人の方にご参加いただきました。社会事業大学講師の内田宏明さんから、相対的貧困について格差の問題であること、本質的には税・社会保障・雇用などの問題であること、対処法が遅れていることなどについてお話をいただきました。
また、松本赤十字乳児院の宮澤学施設長さんから、乳児院へ預けられる理由を中心にお話をいただきました。
出席者との意見交換のなかから、貧困世帯の孤立という問題が見えてきました。家族や地域とのつながりが切れている、関係性をもてない状況が見えてきました。地域が介護や障害者を支えるのと同じように生活困窮や子どもの貧困と意識的につながることができるのかが課題ではないかと感じました。