

7月16日信州イスラーム世界勉強会が主催して、駐日イラン・イスラーム共和国特命全権大使のレザー・ナザルアハリ氏の講演が信州大学でありました。
「日本イラン関係の将来について」という演題でお話しがあり、「イランの現状」や「イランの可能性」「イランにおける宗教の社会に対する役割」「日本とイランの関係について」等のおはなしでした。
レザー・ナザルアハリ氏の講演
会場からの質問
会場からの質問では、「日本とイランとのこれからの交流の在り方について」などの質問がありました。
私からは、経済交流、人的な交流をしていく上でも日本とイランの平和的な関係あるいは中東における平和と安定が必要ではないか、という観点から中東における様々な問題に対するイランの影響力の発揮について質問をしました。
大使からは三つ。「民主的な手法プロセスを大切にしていくこと」「国民の望みに基づいた社会をつくっていくこと」「ハードではなくソフトで対応していくこと」の提起がありました。
特に中東における「貧困の解消」「教育の機会の普及」「ブラックマネーの根絶」等が日本による中東においての役割だと感じました。