20170615 諦めない、勝つまで諦めない!!
20170615 社民党長野県連合街宣〜松本総支部中川ひろじ代表
福島みずほさん 参議院の本会議は、5時40分から再開です。共謀罪の採決です。参議院の法務委員会は17時間40分しか審議していません。277以上の新しい犯罪を作るのにこんな短い時間。しかも委員会採決を取り上げて、中間報告で本会議採決。無茶苦茶です。委員会での強行採決をやりたくないのです。
小沢一郎さん(事務所) 本当に恐ろしい政権である。ひとたび「敵」とみなせば、私人であろうが、あらゆる公的機関やメディアを手先として人格攻撃し、省庁の現役職員まで認めている事実もなかったことにする。しかし、単に力でねじ伏せようという手法では嘘が嘘を呼び、もはや収拾がつかなくなりつつある。国民は括目すべき。
保坂展人さん 国会では恐るべき事態が起きている。自民党は、「共謀罪」を参議院法務委員会での採決を「省略」して本会議で議決する「中間報告」を提案。「良識の府」の名を汚すに十分な扱いで、答弁をする度に矛盾を露呈する金田大臣が「対象犯罪277」を創設する法案の説明を中途放棄して、本会議で強行とは。
志位和夫さん 与党は、共謀罪について、参院法務委員会での採決を省略し、本会議で「中間報告」を行うという、委員会での審議を一方的に打ち切る乱暴極まる方法で、強行しようとしている。あまりに横暴なやり方だ。絶対に認められない!
杉尾ひでやさん 金田法務大臣、山本議運委員長の問責決議と解任決議など、合わせて7回の記名投票、並びに討論・採決が行われました。ここで、衆議院に内閣不信任案が出され、参議院は再び午前2時半メドに再開される見通しです。完全に徹夜状態になりますが、最後まで諦めません。今、議員会館前からは集会の大きなシュプレヒコールの声が聞こえてきます。それにしても政府・与党側のやり方は、あまりにも卑劣で酷いです。
落合恵子さん(朝日新聞)国民をないがしろにしたやり方。十数年前の共謀罪法案議論の時も反対したが、反対の声が伝わりにくくなっている。数の力によって特定秘密保護法、安全保障法制も成立したが、誰がその力を与えたのか。その問いに向き合っていかねばならない.
内田樹さん 共謀罪は採決されました。この法律によって政府は「気に入らない人間をいくらでも拘束できる法律」を手に入れました。共謀罪に賛成の議員たちの多くが「理想郷」として思い描いているシンガポールに一気に近づきました。シンガポールは事実上の一党独裁で、治安維持法で令状なしの逮捕拘禁が許され、反政府メディアは存在せず、労働運動はなく、大学生は入学に際して反政府的意見を持たないことの証明を義務づけられ、国是は「経済成長」の「世界一ビジネスがしやすい国」。安倍政権がめざす国のかたちそのものです。
人権壊す法律いらない!
人権壊す総理はいらない!
安倍政権をみんなで倒そう!
戦争国家をつくらせないぞ!
監視社会をつくらせないぞ!
密告社会をつくらせないぞ!
共謀罪は、いますぐ廃案!
廃案!廃案!廃案!廃案!
心をしばる法律いらない!
説明できない法律いらない!
説明できない大臣いらない!
憲法知らない総理はいらない!
治安維持法復活反対!
強行採決絶対反対!
中間報告絶対反対!
安倍政権は今すぐ退陣!
退陣!退陣!退陣!退陣!
自由を奪う法律いらない!
言論奪う法律いらない!
昨日14日昼、自民党は野党に対して金田法務大臣問責決議案を審議した後、法務委員会の審議も採決も行わず、参議院本会議で「共謀罪」法案の中間報告をして、本会議で採決することを提案した。野党はただちに拒否をしたが自民党・公明党の与党は採決を強行することを確認した。
野党は幹事長・国対委員長会議を開催し、山本地方創生大臣と金田法務大臣の問責決議に続いて、衆議院で松野文科大臣の不信任案を提出。
18時15分から始まった参議院本会議で、金田法務大臣の問責決議案否決、議事運営委員長の解任決議案否決、衆議院で内閣の不信任案を否決し、参議院本会議は5時40分に再開され、本会議で異例の質疑が行われ、討論の後7時46分頃「共謀罪」法案の採決が強行された。
そもそも「共謀罪」は参議院法務委員会ではたったの17時間50分しか審議していない。この間の審議でも、いよいよ法案の問題点が明らかになってきている。環境団体や人権団体が対象となることや、周辺にいる人も対象になることなど。
なぜ自民党・公明党はこうまでして強行的な国会運営を行うのだろうか。共謀罪の問題点もさることながら、森友学園問題や加計学園問題で安倍総理大臣の関与が国会で明らかになることを嫌ったためではないだろうか。
であるならば前川事務次官、安倍昭恵夫人の証人喚問をやるべきだ。
今朝の新聞各紙の論調を掲載していきます。