長野市ふれあい福祉センターで「福島第一原発事故から7年 被災地・被災者・元原発労働者の今」と題した講演会があり参加しました。
お話は、今野寿美雄さんです。2011年3月11日、今井さんは女川原発で働いていた。女川原発も二つあるうちの一つの非常電源装置は津波で水没し、もう一つがかろうじて助かり、危機一髪だった。花粉についている放射能を吸い込み自分自身も鼻血が止まらなかった。子どもたちもスピーディーのデータが隠されたなかで、放射能プルームが流れた方向へ避難し、放射能に汚染された雪を食べてのどの渇きをいやしていたため、抵抗力がおちて病気になりやすくなった。内部被ばくはいまもって人体にどれほどの影響があるかはわかっていない以上、予防原則に立つべきだと訴えた。