4月21日自衛隊松本駐屯地祭が開催された。一方で、判断能力のない子供たちに武器を触らせない、好戦的な意識を植え付けないことを求めて駐屯地祭に反対する集会も開催されました。
東日本大震災以降、自衛隊に対する見方が変わってきました。しかし、新安保法制によってアメリカの戦争の後方支援をし、集団的自衛権を行使する自衛隊は紛れもなく憲法違反です。私たちが声を出してきたからこそ、子どもたちに武器を触らせないようにロープが張られるようになりました。今回の模擬戦闘訓練は戦闘ヘリが使われますが、普段松本駐屯地では行われていません。少なくとも松本駐屯地祭ですから、日頃松本駐屯地で行われている訓練を行うならまだ話はわかりますが‥。この戦闘ヘリの訓練が市街地のど真ん中にある松本駐屯地で行われますが、日本の航空法上離発着以外は300メートル以上、上空で行われなければなりませんが、明らかに300メートル以下の低空で住宅地上空を戦闘ヘリが飛行していました。あらためて、住宅地上空での訓練の中止を求めていきたいと思います。
また、駐屯地祭には、新聞報道で1万2千人が参加したという。実際、親子連れの参加者が沢山いた。子どもはまだしも、大人たちは“あの銃口の先、あの銃砲の先にある命”についてどのような思いで見つめているのだろうか。