リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

サマーセミナー(1)

2007年08月12日 12時13分15秒 | 音楽系
2日前の投稿で、しばらくお休みしますと書きましたが、ペンションにマックがありましたので、早速再開します。(笑)

名古屋バロック音楽協会というアマチュアのバロック音楽愛好団体が名古屋にあります。もう結構昔に設立されまして、今年の5月には設立30周年を迎え、記念コンサートを開きました。

同協会では毎年、高山市上宝のペンション平川でサマーセミナーを開催しています。これももうかなりの歴史がありまして、脈々と途絶えることがなく続いています。以前は各地のペンションを転々と移る流浪のセミナーでしたが、ここに居をすえてからは、もう10数年は経ったと思います。

このセミナーは、リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートのコースがあります。今回全体の参加者は34名で、リュートのコースは3名です。このペンション平川は、こういった音楽系のセミナーなどに最適なところで、何と「奏楽堂」と呼ばれるログハウス式の建物があります。これは天井も高く非常に綺麗な残響を持つ「ホール」で、講師演奏会とか終了演奏会はここで行われます。

そしてここの周りに人家はなく、24時間音だしオーケーという、ペンションとしては希有の存在です。もっとも24時間ずっと練習するという人はあまりいませんが・・・(笑)