リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ダイレクト・メール

2007年10月18日 10時28分21秒 | 音楽系
ビアンカ・ローザ桑名公演に向けて、DMを出しました。DM名簿は今までに私のコンサートに来て頂いた方を中心に400人くらい登録してあります。今回は地元ということで、近隣の方を中心に発送することにしました。

名簿から条件を絞り込んで封筒印刷をするあたりまではそこそこはやくできるのですが、難物は中に入れるチラシとか挨拶文を折って封筒に入れて封印する作業。退屈な単純作業なので、いつも音楽を聴きながらやることにしていますが、今回はどれにしよう?

今回はナクソス・ミュージックライブラリから聴くことにしました。まず選んだのがスティーブン・ライヒ(笑)。こういうミニマル的な音楽は単純作業にあってるかなと思ったんですが、これは音楽と自分がやってる作業が同じような感じになるのでだめです。次に選んだのが、マルコム・アーノルドのピアノ協奏曲。マルコム・アーノルドは昔ギター協奏曲をレコードで聴いたことがあります。けどなんとなく作業に乗れませんねぇ。

やっぱり古楽でしょう。次に選んだのがエマニュエル・バッハ(ヨハン・セバスチャン・バッハの息子)の鍵盤楽器のための協奏曲全集。BISから出ている全集で14巻まであります。これはなかなかいけました。それにしてもエマニュエルは華麗な曲を書くもんです。リュートで言えばヴァイスの次の世代、つまりドイツリュート楽派の最終世代、ファルケンハーゲンとかハーゲンあたりと大体同じか少しあとの時代ですけど、音楽のクオリティは格段に違いますねぇ。

全集は第1集、第14集、第2集と聞いて作業終了。いい音楽を聴きながらだと単純作業もはかどるもんです。