リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バッハカンタータ

2007年10月19日 19時04分18秒 | 音楽系
明日は金城学院大学チャペルでバッハカンタータのコンサートです。昨年から入れていただいていますが、今年は39番、138番、140番を演奏します。140番はよく知られた曲ですね。

リュートでバッハのコンティヌオを弾くのは結構たいへんなことも多いのですが、何よりバッハの作品は質がきわめて高いので、やってて本当に楽しいです。こういうのを至福というのでしょうか、深い感動につつまれます。

とはいうものの、弾きにくい調性(ホ短調とかロ短調)だと何とかならんかいな、と思わないでもありません。今年はロ短調はなしにと祈ってましたが、またしても138番にロ短調が出てきました。(笑)でもこの曲はいい曲です。ただ楽譜をいただいたときに、通奏低音の数字が全く書いてない楽譜を頂いたので、気合いを入れてこの曲を一番最初に数字を書きながらさらいました。

今回はプロ、アマ混成のモダンピッチ(モダン楽器)ですが、いずれはピリオド楽器によるオケで名古屋でやってみたいですね。明日は15時からです。入場無料ですので、お時間のある方はぜひお越し下さい。