リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

アナログ盤をデジタル化

2008年01月13日 12時31分48秒 | 日々のこと
昔買ったLPレコードですが、もうレコードプレイヤーを捨ててしまって久しいので、死蔵状態です。今でも時折ジャケットからレコードを出してみる時があるんですが、いまだに帯電防止用のスプレーのにおいが残っています。レコードをかけるとき、丁寧にジャケットから取り出し、まずスプレーを一拭き、そしてクリーナーでほこりをすーっと拭き取ってからかけたものです。聴き終わってジャケットにしまうときは、またスプレーとクリーナーです。今CDをかけるときなんかこんな「儀式」なんてまったくナシですから、味気ないもんです。(笑)

こんなLPをデジタル化してみたいと前から思っていたんですが、そもそもプレイヤーがありません。いろいろ調べてみましたら、スタンドアローンタイプでCDに記録してくれるものがいくつか出ているようです。ちょっとかさばるのでアレなんですけど、買おうかなといくつか比較してみたら、ティアックの製品がいけそうです。でもお値段が69800円、うーんたかがLPのデジタル化でこのお値段、それにくっついているプレイヤーも大した性能ではなさそう。

そこでプレイヤー単体について調べてみました。最近はDJでターンテーブルを使う関係で色々面白いものが出ています。LPプレイヤーはオディオ機器として見るより、DJ用の楽器として見るべきなんですね、現代では。DJ用のターンテーブルはさすがに現代の機器だけ合って出力が色々用意されています。普通のフォノ出力だけでなく、USB,S/P DIF,LINEとなんでもありです。これなら直にコンピュータに接続というのも可能ですね。実際いくつかの機種では、専用のソフトが用意されていてデジタル化するのも楽そうです。しかもお値段的にティアックの製品より安く、多分プレイヤーそのものの性能(=音の質)も良さそうです。

ということで早まってオールインワン型を買わなくてよかったです。いろいろスペックを見た結果、Stanton T.90 USB が4万円くらいでそこそこの音も出そうです。