リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

野菜スープを作る(2)

2008年01月20日 12時24分41秒 | ローカルネタ
野菜を包丁で切るのもバーゼルで生活を始めた頃に比べるとそれなりに早くなりました。けど、最後に20分程煮込む時間を含めると、制作総時間は1時間はかかります。で、退屈しないようにいつも音楽を聴きながらやることにしています。バーゼルにいた頃は、武満の曲を聴きながらよく作りましたねぇ。今回はバルトーク(浪速のバルトークもなかなかいいですが、今回は本家)の弦楽四重奏曲3番、4番にしました。これは高校生の頃よく聴いた曲で、もちろんLPですけど、なんと45回転/分LPだったことを覚えています。普通のLPは33と1/3回転ですが、45回転にすると音質が格段によくなるというふれこみでした。バルトークもこうして久しぶりに聴いてみるとなかなかいいもんです。ポリフォニックな味付けもきいてますし。

そうこうしているうちにバルトークスープもできあがり味見です。うむ、なかなかバランスのいい味です。(笑)今回のスープの素は、バーゼルで売っていた野菜スープブイヨンと、タイ製のトムヤンクンスープブイヨンです。トムヤンクンスープブイヨンは少し酸味がきつめですが、野菜やだしの味でほどよい味になります。このコンビネーションは私的定番です。(笑)でも日本にはあまりスープブイヨンって種類がないのが残念なんですよね。今使っているブイヨンも実は昨年6月にバーゼルに行ったとき、大量に買い込んできたものです。なくなったらまた買い出しに行かないといけませんです。