リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

メイキング・オブ・プロモ

2021年08月03日 09時04分51秒 | 音楽系
先日公開したプロモはどういう風に作られたか、30日のエントリーで少し紹介しましたが、今回は詳しくその現場をご紹介いたしましょう。まず下の写真をご覧ください。



この部屋はレッスン室兼スタジオです。一応簡単な防音がしてある八畳の部屋です。番号順に説明していきましょう。

1.LED照明:180cmくらいの高さです。

2.ミュージック・インターフェイス、AntelopeのDiscrete4です。この真下の機材はTEACのソース・セレクタ。その下の下はTASCAMのパワー・ディストリビュータです。これらはなくてもできますが、快適に安定的に操作を行うにはあった方がいいです。

3.カンペ。最後の私がしゃべるクリップではこれを見ながらしゃべりました。もうちょっと上に貼った方がよかったかも知れません。私の視線が微妙に外れていました。(笑)

4.三脚のこの位置にiPhoneをセットします。

5.マイク2本。AKG C415Bでペアリング済です。2本のセットの仕方はいろいろありますが、リュートの音を録るときはオフマイクで平行にするのがいいみたいです。

6.楽譜

7.矢印の上のところにエアコンがあります。5.のマイクは単一指向性(カーディオイド)なのでエアコンのノイズはほとんど拾いません。

そして、録音編集のSequoiaとビデオ編集のVEGAS PROが動いているのが、1年前に製作した自作8号機です。超静音で、ケースの蓋を外して頭を中に入れてやっとかすかに音が聴こえるというレベルです。左は無停電電源装置です。


8号機(CPUは第9世代Core i5-9400、メモリ64ギガ、SDD 2テラ)


Sequoiaの編集画面


VEGAS PROの編集画面

ちなみに私の全身像は撮っていませんが、下は半ズボン姿でした。(笑)