リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

懐かしの楽器たち(10)

2021年08月30日 20時56分36秒 | 音楽系
連載第7回でご紹介しました櫻井ルネサンスの写真は残っていませんが、実は録音が残っていました。1980年10月25日、静岡県細江町福祉センターホール第27回浜松室内楽鑑賞会公演です。

フランシス・カッティング作曲アン・マーカム夫人のパヴァーン

このコンサートはリコーダーのチャールズ・フィッシャー氏とのジョイントコンサートでした。ノーマルポジションのカセットで録音されていますのでSN比があまりよくありません。演奏も若干乱れ気味のところもありますが、難曲をがんばって弾いていますので長い曲ですけどお聴きください。

デジタル化に使ったカセットプレイヤーがサンコー製の3000円くらいのものなので、しっかりしたカセットデッキを使って再生すればもっといい音が出ると思いますが、現在カセットデッキは修理中ですので、また機会があればいい音版をご紹介したいと思います。

あと当時使っていたリード・ガルブレイスの楽器も当日のコンサートで使用しました。これもまた後日と言うことで。