ネットのニュースで、1600円に値上げしたラーメン店の話が出ていました。そこは何でも超人気のラーメン店だそうで、昨今の原材料の高騰が理由かと思いきや、ラーメンの未来のために価値観を上げていきたいというのが主な理由だそうです。
スイスのバーゼルにいた2003年頃、初めて彼の地にラーメン屋さんが開業しました。屋号は Namamen 生麺ですね。あまりおいしそうな感じがしない名前のお店でしたが、新規開業と言うことでとてもにぎわっていました。私も早速行ってみましたが、どうも日本人がやっている店ではなさそうでした。お味はというと、これが最低レベルで麺も大して美味くなかったですがスープがひどいもので、出汁を全くとってないような味でした。それで20フラン(当時のカン残額で2000円弱)を取っていました。
ラーメンに限らず日本の外食はお値段が安すぎます。500円以下のものでも結構おいしくて腹の足しになるものが食べられますが、バーゼルではあり得ない話で、1000円以下で食べられるものはケバブくらいで、スパゲッティだと2000円を超すのが普通でした。そのころ行ったロンドン何かもっと高かったです。
下宿先の近所にあったスーパーで売られていた食材も日本よりはるかに高いのかと言うと、それは実は日本と大体同じレベルでした。外食が高いのは簡単に言えば人件費が高いということなんでしょう。日本の外食が安いのは人件費が安すぎるということです。
50年以上前、街の喫茶店でハンバーグランチなんかをよく食べましたが、結構お値段は高かった記憶があります。700円とか800円くらいはしていたと思います。衣料品でもパンツは1万円くらいが相場でした。5000円切る値段でパンタロン(当時はやってました)が出ているというチラシが新聞に入っていたら安いなぁと思ったものでした。
国内で労力に見合うだけの賃金を考えたら、そのくらいが妥当だったんでしょう。ユニクロで売っている3000円のジーンズは、安い賃金で働いている人(この場合は国外でしょうが)がいるから可能なプライスでしょう。
価値に見合う価格、ラーメン=2000円というふうになっていくべきだとは思いますが、一気に2000円にしますというのは、冒頭の人気ラーメン店だからできることでしょうけど、でもラーメン店に限らず全ての外食はもっと値上げをして働く人の給料を上げるべきだと思います。とはいうものの一筋縄では行かないのは明らかでしょうから、道筋は経済政策の専門家にまかせることになりますが、我々一般ピープルもそういう方向に向かうべきだという合意は持っているべきでしょう。
スイスのバーゼルにいた2003年頃、初めて彼の地にラーメン屋さんが開業しました。屋号は Namamen 生麺ですね。あまりおいしそうな感じがしない名前のお店でしたが、新規開業と言うことでとてもにぎわっていました。私も早速行ってみましたが、どうも日本人がやっている店ではなさそうでした。お味はというと、これが最低レベルで麺も大して美味くなかったですがスープがひどいもので、出汁を全くとってないような味でした。それで20フラン(当時のカン残額で2000円弱)を取っていました。
ラーメンに限らず日本の外食はお値段が安すぎます。500円以下のものでも結構おいしくて腹の足しになるものが食べられますが、バーゼルではあり得ない話で、1000円以下で食べられるものはケバブくらいで、スパゲッティだと2000円を超すのが普通でした。そのころ行ったロンドン何かもっと高かったです。
下宿先の近所にあったスーパーで売られていた食材も日本よりはるかに高いのかと言うと、それは実は日本と大体同じレベルでした。外食が高いのは簡単に言えば人件費が高いということなんでしょう。日本の外食が安いのは人件費が安すぎるということです。
50年以上前、街の喫茶店でハンバーグランチなんかをよく食べましたが、結構お値段は高かった記憶があります。700円とか800円くらいはしていたと思います。衣料品でもパンツは1万円くらいが相場でした。5000円切る値段でパンタロン(当時はやってました)が出ているというチラシが新聞に入っていたら安いなぁと思ったものでした。
国内で労力に見合うだけの賃金を考えたら、そのくらいが妥当だったんでしょう。ユニクロで売っている3000円のジーンズは、安い賃金で働いている人(この場合は国外でしょうが)がいるから可能なプライスでしょう。
価値に見合う価格、ラーメン=2000円というふうになっていくべきだとは思いますが、一気に2000円にしますというのは、冒頭の人気ラーメン店だからできることでしょうけど、でもラーメン店に限らず全ての外食はもっと値上げをして働く人の給料を上げるべきだと思います。とはいうものの一筋縄では行かないのは明らかでしょうから、道筋は経済政策の専門家にまかせることになりますが、我々一般ピープルもそういう方向に向かうべきだという合意は持っているべきでしょう。