リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

VARIETIE OF LUTE-lessons 版組&レイアウト

2022年06月21日 14時34分15秒 | 音楽系
確か2週間くらい前のエントリーだ-ったと思うのですが、2年程前に翻訳したRobert Dowland のVARIETIE OF LUTE -lessons のレイアウトを始めたことを書きました。その中でひと月もあれば余裕でしょう、なんて見通しを書きましたが、実際に進めてみるとまず無理だと言うことがわかってきました。

出版用に版組とレイアウトをするにあたって翻訳を見直しながらの作業です。訳文が分かりにくかったりするか所は分かりやすい表現に改めています。そのためにはまた原著を読まなくてはなりません。さすがにOED(オックスフォード英語辞典)はもう必要はありませんが・・・

注釈も表現を改めたり、新たに書く加えたりと、一旦終えたはずの翻訳にかなり手を加えています。さらに原著がフォリオサイズの用紙を前提としたレイアウトで、側注や側見出しもあるので、それをA4に収めるにはどう組んだらいいかとか文字の大きさはどのくらいがいいのかなど試行錯誤しながら進めています。

本当は一般書籍のサイズくらいがいいのでしょうけど、タブ譜もありますので、あまり小さなサイズというわけにもいきません。ですので、本としては少し大きいですけどA4で制作することにしました。

ということで見通しとしては8月一杯くらいはかかるかも知れません。