修理依頼をしていましたノートパソコンの修理が完了し、戻ってきました。
修理を依頼したのが10月初めですからちょっとゆっくりしていますが、ものすごく遅いというわけではないといういう、まぁ微妙なところです。ノートパソコンは中国深圳のメーカー、One-Netobook のOne Mix 4Sという製品。私は昔から小さいノートパソコンが好きで、東芝リブレットとかソニーのVAIOの小さいのを仕事に使っていました。
One-Netobook のOne Mix 4Sは、ディスプレイがタッチパネル10.1インチ、質量760グラム、ドライブがSSD M.2 2280 PCIe の512G(2Tモデルもありますがそこまではさすがに要りません)、CPUはインテル第12世代で、UMPCにありがちなスペックダウンは全くありません。電源もACアダプタではなく45W PDの急速充電が可能、指紋認証もついてます。
この大きさはぎりぎりでローガンの私でも文字が読めるし、愛用のキプリングのバッグに突っ込むこともできるという、私にとっては誠に理想的なスペックです。他に競合機種はないのかというと、かろうじてPanasonic のLet's Noteシリーズに近い機種がありますが、12.4インチで少し大きくキプリングのバックにはちょっと厳しい。何よりお値段が30万超えのお品です。One Mix 4Sはその半分以下のお値段です。
スペック的には誠に言うことなしのノートパソコンですが、実は工業製品としては品質管理が全くできていない感じの品で、購入当初マウスパッドが妙な反応をしたり右クリックがうまくできないことがあるので、販売店に連絡をしたら一度出荷状態に戻してくれとおっしゃる。ところがマニュアルに書いてある通りに操作しても出荷状態に戻りません。(実はあとで分かったことですが、マニュアルの記述が間違っていたのです)仕方がないので、だましだまし使えばなんとか行けるのでその状態で1年くらい使っていました。1年くらい経つとマウスが全く使えなくなり、そのうち本体の電源が入らなくなったので修理依頼に至ったわけです。
アマゾンのユーザーレビューをみても故障の話が一杯出て来ます。私の場合も例外ではなかったのです。結局マザボ交換、マウスパッド交換で約5万と相成りましたが、今は何事もなかったかのように快調にスペック通りの動作をしています。この最初からアカンというのは製造業としては失格(おまけにマニュアルの記述も間違っている)ですが、このOne Mix 4S の後継機であるOne Mix 5の方はアマゾンレビューで故障の話は全くありませんので、この手のお好きなノートパソコンをお探しの方はOne Mix 5を買われるとよろしいのではないでしょうか。One Mix 4S は最初から使われている部品がきちんと検査されていない感じです。