ラジオでソルジェニーツィン氏の死亡のニュースを聞いた。懐かしい名前だ。ここ何十年も耳にしたことがなかった。確か国外追放になったあたりまでしか記憶になかったが、急に青春の一ページが開かれた。
何を読んだのか、たぶん当時情報が開かれていなかったソビエトの文学が新鮮であったから、たて続けに読んだ思いがする。「収容所群島」「ガン病棟」位しか名前がでてこない。
今の人たちにとっては、もう古典の部類に入るかもしれない。
青春は明るくて楽しいものだという思い込みがあったが、現実は暗く、不安で自信のないものである。・・・・私の青春論だけど、まさしく私の青春はこのソルジェニーツィン氏の作品を読み続けた時だったから、彼の作品の魂に触れつつ、そう思ったものだった。
ご冥福を祈った。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
何を読んだのか、たぶん当時情報が開かれていなかったソビエトの文学が新鮮であったから、たて続けに読んだ思いがする。「収容所群島」「ガン病棟」位しか名前がでてこない。
今の人たちにとっては、もう古典の部類に入るかもしれない。
青春は明るくて楽しいものだという思い込みがあったが、現実は暗く、不安で自信のないものである。・・・・私の青春論だけど、まさしく私の青春はこのソルジェニーツィン氏の作品を読み続けた時だったから、彼の作品の魂に触れつつ、そう思ったものだった。
ご冥福を祈った。
依田 美恵子
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