核家族の行き着く先は?

2008年08月07日 | 日々のこと
今朝、事務所にお客様がドーンとでっかい「夕顔」を届けてくれました。
「依田さんが好きだから」と、うれしいですね。温かくても冷やしてもおいしいので、本当に大好きなのです。

 母がうちでも作ればと提案しますが、これ以上父の負担を多くしたくないので、毎日食べなくてもいい物だから、産直のお店で買ってくるからいいわよと言っていたのですが・・・・本当にうれしいです。

 お肉よりもお魚よりも・・・・野菜が一番ごちそうに思えるようになったのは・・・何のせい・・・・たぶん料理の腕があがつたせいでしょうかね。(本当は年のせいって言いたいんでしょう)

 今日はこのでっかい夕顔を3等分します。けい子さんとみゆきさんとで分けます。みんなどんなふうに料理するのかな・・・・どちらにしても楽しみです。

 昨日同級生のお母様から、「網戸の代金持ちに来て」と電話を頂き、午後のひと時お茶を頂きながら、懐かしいお話をいっぱいさせていただきました。
 お子さんたちには、決して寂しいとは言わないとおっしゃられて、誰とも話さない日には書き事をして過ごされるとのこと。卓上に広げられたノートにびっしりと書かれた文字を見て、短歌ですかとお聞きしたら、日記ですとのこと。

 日頃のことを記録しておかないと、息子さんたちに話せないからと。確かに家を守るということは、建物を維持していくことだけではない。ご近所や親戚のお付き合いから田畑そして墓までと幅広い。

 ご子息の近況から、学生時代の思い出まで話は尽きることがなく、窓から入る風に、冷たさを感じ夕立の来ないうちにお暇をしたのでした。

 最近友人が、自分の地区で、3世代4世代で暮らしているのは、自分のとこを含めて3軒だ、と話してくれました。そういえば私の近所を見回してもいませんでした。確かに核家族という言葉は目新しい言葉ではありませんから、私自身が現実に目を向けていなかったせいもあったのでしょう。
 
 80代・90代になっても一人で暮らしていく気概が必要な時代になっているのだと、へんに納得した日でした。
 でもなぜか、大家族の中で暮らしてきた私には、戸惑いばかりが先立つのでした。

                        依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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