諏訪の旅・・・・・その4 夕食編

2009年10月03日 | 
どんなに雨を望んでも、3日続けば青空を願うは人の常かもしれない。前線に南からの雨雲が次から次に入り込んで大雨の地方もあるという。

 台風もダブルかと思えばトリプルの可能性もありそう。稲刈りの時期になると降るのよねえとは朝の食卓の会話。

 旅行記の続き。

 夕食はホテルではとらない、できるだけ地元の名物を食べたーいと、目を皿(笑)のようにして見っけていたのにほんとに見つからなかった。
それではとフロントで紹介してもらった。「・・・・定食もやっています」と確かに聞いたけど、まさかねえ。

 呼んでもらったタクシーの運転手さんに「他県ナンバーがいっぱいのようだけどどう?」と聞いたら「みんなマイカーだからぜんぜん恩恵はない」と明快なお答え。そりあそうだわね。

 「ところでどこかー」と聞いてみた。あんまり若向きでないのが希望なんだけど・・・と付け加えたら「ちょっと無理かなー」とも。とにかく定食・・を覗いてみたが、お昼向きかも・・・・となり、若者向きに向った。

 これって昼間見たお店よ、鹿肉とあったから私引いちゃったんだけど、ほかに見当たらないから「エイッ」と気合で入店。

 入った雰囲気、どこかで入ったお店にそっくり、フランチャイズなんだろうな。

メニューを眺めつつ「ねぇビール1杯で場所変えない?」と提案するも・・・・、オーダーを取りに来た子があんまり感じのいい子なのでころりとなる。

 ただ今サービスでお値段は同じですが、量が多くなりますとお勧めいただいたものをみれば、フライドポテトにキャベツに・・・・。ここまできてお芋を山ほどいただくつもりはないので、パス。隣の席に運ばれてきたフライドポテトの大山を見て、そりゃあ20代の団体向きだと納得しちゃったね。

 若者向きかと思えば、シルバーとお子様連れが多くてびっくり、連休のせいなのか、そういうものなのか。

 どうメニューを眺めても、食指が動かず、腹6分目で退散した。

 どうお腹を落ち着けようか・・・・あらお蕎麦さん見っけ。そば粉の判定機みたいだった私、最近までそば粉を食べると頭がいたくなったから、間違ってもお蕎麦なんてなかったのに、その判定機が壊れたみたいで、蕎麦が食べれるようになった。

 上諏訪駅近くの「そばどころ小坂」
メニューに「もり」も「ざる」もなかった、「八ヶ岳そば」と「田舎そば」2つ。コシのあるのが八ヶ岳、蕎麦の味と香りのいいのが田舎だと。二人口を揃えて「田舎そば」を注文・・・・気が合うねえ。

 蕎麦前に・・・・ここのお酒地元じゃあないのねー、と変なとこに感心。おつまみに「焼き味噌」と「ナスの田楽」・・・・この「焼き味噌」にはまったのだ。
味噌をみりんで溶き、たっぷりのゆずとねぎが入っているのが分かったが、つぶつぶが何なのか分からなかった。蕎麦の実だという。「どこで手に入ります?」
と聞いても、味付けも企業秘密らしく教えてはもらえなかった。

 帰宅してから、冷凍してあったゆずをたっぷり使って2度挑戦。もちろん蕎麦の実抜きで、まあまあの出来具合。母がおいしいという。山椒の実の佃煮も入れてみたりとバレエーションを増やしている。

 蕎麦を一口食べた夫はうまい、蕎麦の味がすると簡単明瞭な表現をした。うーん確かにおいしい。蕎麦粉判定機が壊れたけれど・・・蕎麦とうどんを並べられれば、うどんに手が出る私だけど、もう一度食べにいってもいいかなと思ったくらいだ。でもメインは「焼き味噌」だな。

 やっぱり手をかけたもの、愛情がこめられたものをいただくほうが、心が満足するのよねと、夕食のはしごを終えたのでした。

  依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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