ばーば馬鹿ですが・・・・・365日間のトレーニング記録、1062キロの先にあったもの

2018年08月18日 | レスリング
息子の小6の長男が、夏休みの自由研究ができたと見せに来ました。

 昨年のレスリングの全国大会で優勝した子に2回戦で負けたのを機に、この1年の頑張りをまとめたといいます。

 一緒に暮らしているわけではないので、毎日走っているのは知っていましたが、「こんなにやっていたの」と始めて知ったのでした。

 佐賀県の松原君に昨年負けたことが、どんなにかくやしかったのでしょう。

 その松原君に勝って優勝したい。

 そのために組んだメニューは    レスリング練習日以外の自主練習として

 持久力強化  ランニング2キロは練習のある日・ない日は4キロ

 瞬発力強化  50メートルダッシユ20本

 俊敏性強化  もも上げげ20回

 押す力強化  腕立て100~300回

 引く力強化  懸垂50回

 以上を1年間、雨の日も雪の日も熱のある日も続けたのでした。

 それを毎日記録に残していました。

 練習時の天気と温度と練習量と体重。

 その練習ノートを月ごとに集計してありました。

 1年間に
 
 ランニング 1062キロ

 50メートルダッシュ 6386本 (319.3キロ)

 もも上げ  5060回

 腕立て  86230回

 懸垂    1900回

 ランニングとダッシュは3キロのダンベルを持って。

  土曜・日曜日以外にも週に2回の練習をしていましたから、かなりのボリュウムだと思います。

 練習は日本一厳しいと聞いています。

 それ以前からいい身体をしていましたが、最近はさらにすごくいい身体になったみたいです。

 でも一番すごいなと感じているのは、精神的な強さかもしれません。
  
 子供から一歩大人に成長してきたなと・・・・・そういう年齢ではあるけれど。

 作品のまとめの中にありました。

 負けてしまったけれど、今年は対等に戦うことができたし、締めと責め続けたことについては負けませんでした。

 6年生最後の全国大会で分かったことは、一生懸命努力しても結果が出るとは限らないけれど、やらなければ追いつくこともないし、実力を発揮することさえもできないと思いました。

 松原君と戦えたことで自分の弱い部分と強い部分を知ることができました。次は絶対に勝つという気持ちになれました。

 次の目標に向かって頑張ります。

 と結ばれていました。

 松原君は1年生から6年間優勝し続けた子です。

 大阪で2人の試合を見ました。いい試合でした。1年間のトレーニングの結果が出たと思いました。

 試合には負けたけれど、あなたは自分に勝てたでしょう、と私はエールを送りました。

 365日間のトレーニング記録…・1062キロの先にあったもの・・・・と題された夏休みの作品

 私はただただ頭の下がる思いがしたのでした。

 背負うた子に教えられ…と言いますが、わたしが今までしてきた努力なんて足元にもおよばないと思いました。

 今年の全国大会を終え、新たなトレーニングが始まっていることでしょう。

 小4と小2の2人がほぼ同じメニューをこなしていたのも驚きです。

 やらないと体力が余ってしまって、とはママの弁です。

 1年の間にはモチベーションの上がらない日もあったかもしれません、でも継続は力なりと実感したことでしょう。

 これからの長い人生でどんな苦難に出会ったとしても、この1年間を思い出せば乗り越えていけることでしょう。

 この1年間の努力は運動会やマラソン大会でも発揮できるかもしれません。

 来年2月にはベント8を集めた大会があるそうです。そこで松原君と戦えることでしょう。

 ばーば馬鹿をご披露してしまいました。

 お読みいただきありがとうございました。

 
依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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