想い出のランドセルギフト・・・眠っているランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ

2018年08月07日 | 日々のこと
 信号待ちしていたら、田んぼの上にトンボが乱舞しているのが見えました。

 今年我が家の庭ではトンボがほとんどとんでいません。

 夫が畑にはいるよと、ちーちゃんが通学路の田んぼにはいるよ、と言いました。

 乱舞するトンボを見ながら、私の行動範囲が偏っていて今までバツテングしなかったせいかと、ホッともしたのでした。

 が、です。トンボが頭上高く舞うのは秋の初めのハズです。

 昔、小学校の分校の校庭の空1面に舞うトンボを眺めたのは、確かにお盆を過ぎた頃でした。

 だから今年のトンボは早すぎる風景でした。

 でもその後何回通っても、あの田んぼにトンボが見えません。

 裏庭でコオロギを見ました。秋海棠も花芽が付きはじめました

 人間は毎日暑い暑いと言っていますが、季節は確実に動いています。

 皆さんもう少しです、お気を付けてお過ごしください。


 小学校をこの春卒業したちーちゃんのランドセルを、アフガニスタンの子供たちに使ってもらおうと、「ジョイセフ」に送りました。

 ランドセルの中に、学用品も詰めました。送料の他に船便の送り賃も負担します。

 先日そのお礼状が届きました。

 今まで19万個のランドセルが送られているようです。年間1万5千個から2万個ですが、ランドセルを配布しているプロジェクト地域では、毎年7万人の新一年生がいるのだそうです。

 アフガニスタンでは小学校に通える女の子は2人に1人。

 女の子が学校に通えない理由は、貧困に加えて、家族や地域の理解がないという背景があるのだそうです。

 ジョイセフではアフガニスタンの子供たちににランドセルや学用品を男女平等に手渡し、特に教育の機会に恵まれない女の子が学校に行くためのきっかけづくりをしているそうです。

 同封されていたパンフレットにありました。

 若い女性のおよそ7割が読み書きできません。さらに女の子は早ければ12~13歳で結婚させられることも。

 アフガニスタンは、妊娠、出産が原因で亡くなる女性の割合が日本の約80倍もあります。

 その命を救う第一歩は、女性自身が知識を持つこと。読み書きができることが自分と家族の健康を守ることにつながります。

 ランドセルは、女の子が学校に行くための、きっかけづくりに大きく役立っています。

 公益財団法人ジョイセフで検索してください。

  想い出のランドセルギフト・・・・眠っているランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ。

                                         依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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