ロシアの旅・・・・最終章

2018年11月01日 | 
 6日目出国の日です。

 美術館では、本当にたくさんの有名な作品をみました。人様に説明する能力がありませんので割愛します。

 モスクワとの時差は6時間です。この位の時差は体力的に楽でした。

 帰国はまずモスクワに飛行機で向かいます。1時間40分ばかりでした。

 モスクワで出国手続きです。3時15分前に出国の列に23名が思い思いに並びました。

 私の列で、審査を受けていたのはアフリカ系の小さな子供を連れたファミリーでした。何か問題があるのでしょうか、いつになっても終わりません。

 3時少し前、窓口の方が変わりました、が・・・・休憩時間に入ったのかな・・・・あのファミリーはそのままの状態で待っています。

 3時15分になってようやく再開です。そしてそしてそれからが長いのでした。出国なのにここまで時間をかけるのかなと思います。

 23名全員が揃ったのは、それから30分もかかりました。

 この国らしいと思いました。

 おみやげ・・・・マトリョーシカ・琥珀・ウォツカ・チョコレートが目に付きました。

 物を増やすことを止めた私は、食べるもの以外には手を出しませんでした。

 モスクワのグム百貨店で買ったチョコレート。帰ってきて小さな文字を読んでいましたら、スイス製でした。どこの国も高級百貨店は舶来品なのかもしれません。

 兄が45年前にその頃のソ連に研修に出かけた時のおみやげが、琥珀のネックレスと指輪でした。

 ついつい琥珀を眺めると、自分の持っているのと比較してしまうのでした。

 結果、兄の買ってくれたものはとても高級品だったということでした。

 お土産屋さんレベルでは出会えませんでした。

 あの当時だから手に入れられたのかもしれません。


 飛行機の待ち時間ラウンジでシャンペンとワインをいただき、最後まで残ったルーブルでおみやげを買い、いよいよ搭乗です。

 座席に着いたらスチュワーデスさん・・・・今はそう言わないか・・・が、名前を呼んでご挨拶してくれました。

 ビニールのゴミも回収してくれて、さすがJALだと思いました。

 
 ロシアの旅、特別の思い入れがあって行ったわけではありません。

 ガイド氏が日本のマスコミはロシアの情報を流さないと幾度となく言いました。まさにそうかもしれません。

 私の思っていたロシアの印象が少し変わりました。あんなにきれいな街に出会えると思っていませんでした。

 道路脇の農地も耕されていない場所が目につきましたが、広い国です、たくさん生産したとしても食べきれないでしょう。

 住宅が高層ですから、宅地として取られる分がそうはいらないという面もあるのでしょうね。

 本当に世界遺産を見に行ったという旅でした。叶うなら1日1ケ所位をゆっくり見れたら最高と思ったのでした。

 もう1度来れるということは私にはできないでしょう。帰国のモスクワの空港で眺めた空は一面イワシ雲でした。

 地平線まで広がる大きな空です。

 この先私が思い出すモスクワはこのイワシ雲の空かもしれません。

 帰ってから1月経ってしまいました。

 たった1週間留守にしただけなのに、その後の忙しさときたら・・・・・。

 でも旅という非日常があるから、常日頃が頑張れます。

 まるでご褒美を目の前にぶらさげてということでしょうか(笑)

 お読みいただきました皆様、お付き合いいただきありがとうございました。

 最後に、夫も私も同じことを思いました、入浴用にアカスリ持参したらいいねと。毎日バスに浸かっていましたが、自宅に帰って入浴したら、びっくりするほどのアカが出ましたよ(笑)
依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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