(NNNニュースより引用。)
低開発国に援助をする場合、その国が水で困っていたら、水を与えるのではなく井戸の掘り方を教えましょうというのが、今の援助のセオリーだそうです。
ある国でマラリヤで死ぬ幼児が多いことが分かりました。そこで先進国は、マラリヤの薬ではなく蚊帳を大量に贈りました。それにより、マラリヤは激減しましたが、年月がたつと蚊帳が破れてきました。
ところが、そのころにはその国に少数ながらいた蚊帳職人が絶滅していて、蚊帳を修理する人がおらず、元の木阿弥になってしまったそうです。
先日、ザンビアの女性が「援助してくれるなら民主主義とセットにしないでほしい、100年もかかってしまうから」とTEDで発表していたことをご紹介しました(2014-07-04)。援助とは本当に難しいですね。