院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「○○だけど○○だ」という生き方

2014-08-22 05:40:33 | 心理

東京寺院ガイド・文京区より引用。)

 私の家の代々の菩提寺は、東京都文京区の寺が多い地区にあります。法事のときには親戚一同そこに集まります。

 私が幼いころ、菩提寺で法事がありました。私は字が読めて意味も分かりましたから、たぶん小学校3,4年生のころのことでしょう。子どもにとって法事やお経ほどつまらないものはありません。

 私は暇つぶしに寺にあった仏教のパンフレットを読んでいました。そこに次のように書いてありました。

 人はみな「○○だけど○○だ」と考えて生きている。例えば、「私は勉強はできないけど正直だ」、「私は不美人だけどスポーツ万能だ」という具合です。

 幼い私でも「なるほどぉ」と思えました。この記事が仏教の教えのどこから由来しているのか、いまだに知りません。

 50年以上前のことをなぜか急に思い出したので、書き留めておきます。