(ヤフオクより引用。)
「医は仁術」とは「医は博愛の道である」という意味で、古くは唐の宰相、陸宜公が言いました。丹波康頼の『医心方』や貝原益軒の『養生訓』にもこの言葉は見えます。 もっとも有名な出典は山本周五郎の『赤ひげ診療譚』でしょう。
ですが、『赤ひげ診療譚』では、「医は仁術」という言葉は否定的に使われているのをご存じでしょうか? 山本周五郎は赤ひげ先生に次のように言わせています。(原文のままではありません。)「最近の医者は”医は仁術”なぞとぬかす。体のことはまだ何も分かっておらぬのに、自然治癒したものを自分の手柄のように言う」ということが書いてあります。
意外に思ったので取り上げましたが、赤ひげ先生の言葉は、現代の医学にもそのまま当てはまるものです。
「医は仁術」とは「医は博愛の道である」という意味で、古くは唐の宰相、陸宜公が言いました。丹波康頼の『医心方』や貝原益軒の『養生訓』にもこの言葉は見えます。 もっとも有名な出典は山本周五郎の『赤ひげ診療譚』でしょう。
ですが、『赤ひげ診療譚』では、「医は仁術」という言葉は否定的に使われているのをご存じでしょうか? 山本周五郎は赤ひげ先生に次のように言わせています。(原文のままではありません。)「最近の医者は”医は仁術”なぞとぬかす。体のことはまだ何も分かっておらぬのに、自然治癒したものを自分の手柄のように言う」ということが書いてあります。
意外に思ったので取り上げましたが、赤ひげ先生の言葉は、現代の医学にもそのまま当てはまるものです。