トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ショック!現役オシロも壊してしまった

2009-04-03 20:56:35 | うんちく・小ネタ

Img_5716先日のブログで報告した、オークションで落札のテクトロ製オシロ2252の電源部トラブルシュートも行き詰まり、現役で活躍している姉妹機2245の電源が同じもので有れば、発振波形を観測しようかと、昨日、吉本ドクターからオシロ(岩通製SS-7604)を借用しておいた。

いざ、分解して見ると、予想通り全く同一品だった。

Img_5706ということで、DC/DC-CONVのトランス1次側の両端出力波形を観測、約20kHzのON/OFF比が同一の逆位相(プッシュプル)波形だった。

では、同一電源ということで、交換してみた。

これが、後に最悪の結果に!

波形は正常に表示するものの、メジャーのカーソルや値が表示されない。

これは、やはり電源の故障だけでは無いと諦めて、基の2245に戻したら、電源は入るものの、全然表示されなくなった。

Img_5714何度も2252と2245を行き来したが、2252では先程の様に波形は表示される。

どうやら、高圧電源の出力をシャーシーにスパークさせたことで、半導体が破壊したのかも知れない。

教訓:半導体回路では、絶対にサージを与えないこと。

これでは2252を使うしか無いが、メジャー機能が表示されないと波形は観測出来るものの、設定(時間軸、電圧)が全然判らないので、このままでは使い物にならない。

(テクトロの、このシリーズの場合、ロータリーエンコーダの様なものなので、ツマミには表示が無く、値は画面表示しか無い)

2252を使うにはCH1を測定物、CH2に標準信号発生器(手持ちFM/AM-シグナルジェネレータ)の信号を入力して、比較するしか無いか。

落ち込むところだが、もともと2245はタダみたいな価格で入手したので諦めるしか無い。

といいつつ、内心はがっくり!

今までは、落ち込みを引きずっていたが、こうやって失敗談をブログに載せると、落ち込みが解消出来る。私には無くてはならない存在になっている。

電子工作SNSでオシロのオークション購入のアドバイスをしておきながら、自分で、はまってしまった。

今回はジャンク修理出来ず、そして更なる損失が。やはり、安物買いの銭失いでした。

当分は我慢して使わなくては。

でも、電源だけは、勉強のために、修理続行するべく、参考書を買ってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする