先日のブログで報告した、オークションで落札のテクトロ製オシロ2252の電源部トラブルシュートも行き詰まり、現役で活躍している姉妹機2245の電源が同じもので有れば、発振波形を観測しようかと、昨日、吉本ドクターからオシロ(岩通製SS-7604)を借用しておいた。
いざ、分解して見ると、予想通り全く同一品だった。
ということで、DC/DC-CONVのトランス1次側の両端出力波形を観測、約20kHzのON/OFF比が同一の逆位相(プッシュプル)波形だった。
では、同一電源ということで、交換してみた。
これが、後に最悪の結果に!
波形は正常に表示するものの、メジャーのカーソルや値が表示されない。
これは、やはり電源の故障だけでは無いと諦めて、基の2245に戻したら、電源は入るものの、全然表示されなくなった。
何度も2252と2245を行き来したが、2252では先程の様に波形は表示される。
どうやら、高圧電源の出力をシャーシーにスパークさせたことで、半導体が破壊したのかも知れない。
教訓:半導体回路では、絶対にサージを与えないこと。
これでは2252を使うしか無いが、メジャー機能が表示されないと波形は観測出来るものの、設定(時間軸、電圧)が全然判らないので、このままでは使い物にならない。
(テクトロの、このシリーズの場合、ロータリーエンコーダの様なものなので、ツマミには表示が無く、値は画面表示しか無い)
落ち込むところだが、もともと2245はタダみたいな価格で入手したので諦めるしか無い。
といいつつ、内心はがっくり!
今までは、落ち込みを引きずっていたが、こうやって失敗談をブログに載せると、落ち込みが解消出来る。私には無くてはならない存在になっている。
電子工作SNSでオシロのオークション購入のアドバイスをしておきながら、自分で、はまってしまった。
今回はジャンク修理出来ず、そして更なる損失が。やはり、安物買いの銭失いでした。
当分は我慢して使わなくては。
でも、電源だけは、勉強のために、修理続行するべく、参考書を買ってしまった。