先日のブログで紹介した断線チェッカーだが、発振器に中波帯のAM変調波が必要になるので、 ユニバーサル基板で実験してみた。
搬送波には正弦波が必要なのでコレクタ接地型コルピッツ発振回路を採用。トランジスタは一般的な2SC1815、発振コイルはAMラジオの局部発振用と思われる赤コアのものを使用。
コイルは、このままでは足が短くて基板に刺さらないので、ヘッダピン/ソケットでアダプタを製作した。
CR定数は、ネットでの製作記事にあったものと同じに製作してみた。何度か配線ミスが有ったが、綺麗な正弦波が発振出来た。
発振周波数はコアにより1240kHz~1750kHz可変した。
次に、どうやって音声帯信号で変調させてやるかということで、まずは、タイマーIC(LMC555)を使って50%デューティサイクルオシレータ回路を組み、変調用音声帯域の発振器を製作。
これも、簡単に動作した。
変調で有るが、ON/OFFだけで出来るだろうと、先程のコルピッツ発振回路のエミッタ-GND間にトランジスタのC-Eを入れ、Bに変調信号を加える様にしたら、うまくいった。
トランジスタラジオでモニターしても、ちゃんと変調波が聞こえて来て、高調波も無い様だ。
先日のブログで書いたが、まともなオシロスコープを壊してしまって、不完全な(波形は見れるが、電圧時間軸の設定が判らない)のしか無い。
入力を分岐して、周波数カウンターを接続し、周波数は何とか判るが、なんとも不便である。