超音波距離計の送受センサー部分を製作・実験してみました。
黒いのが超音波スピーカー(秋月で150円)、銀色が超音波センサ(秋月でセット600円、受信のみだと270個セットしか無い)です。送信波形(上)と受信出力波形(下)です。受信波形がノコギリ波になっていますが、後段の整流回路の影響かも知れません。送信波形もスピーカーとの共振点でリンギングが発生していると思います。回路電圧は約5Vです。
2種類、写っていますが、微妙に送信と受信の波形ズレがあると思います。これの差が物体までの距離の2倍を表すことなります。
実際、この前で、手を動かすと、受信波形がシフトします。
第一回は、この部分までの工作として、次回はPICによる処理部を組んでいきます。基板は大きいの(デジ温度計と同じ)1枚で製作します。工作のシリーズ物形式(名前が出てこない)です。
サークル用の配線図は、これから作成します。
参考にしたPICでオペアンプ内蔵のも有ったのですが、回路ブロックを理解してもらうのに、あえてバラ部品で組むことにしました。
タイマーICによる発振回路。オペアンプ2段増幅回路(450倍)。
PICは何個か購入してありますので、スマートに組みたい方は、こちらでもどうかなととも、思うのですが、多分ソフト変更が伴うので、担当の吉本先生が大変だと思います。
防犯用として使うには(案)
1秒周期位で、距離データを記憶しておき、これの差がある値以上になったら接点を出すというもので、記憶は1秒前/現在、の常に最新の2点だけで出来るのかなと思うのですが。
と口で言うのは簡単ですが、ソフトは難しいかも。
これをスイッチで距離計と切り替えるというものです。