長男が要らないと置いていったカー用FMトランスミッターを活用することにした。
そんなに大きい部屋でも無いのだが、リビングにあるTVをダイニングで見るには、音を大きくしないと聞こえない。かといって大きくすると、リビングに人がいる場合、大きくなりすぎて迷惑になる。
TV音声はコンポのCA-1000Ⅱに引き込んで有るので、このTAPE1-OUTをトランスミッタ入力に接続する。入力ジャックが合わないので(RCA/3Pステレオプラグ)、市販の変換ジャックを使えば簡単なのだが、結構高いので、手持ちのジャックを使って製作した。
CA-1000Ⅱは、電源のON/OFFに関係無く、入力切替スイッチにより、それが出力される。
ダイニングにあるモノラルのラジカセ(これも拾い物)で受信する。これで目的はクリヤー?
そのうち、普段使用していないFMチューナーにパソコン用外部スピーカー(これも貰い物)を接続すれば、もっと良い音が楽しめるだろ。
但し、以前、遠方の方から相談を受けた同じ現象【ハム音が入る】が出ている。ACアダプタをトランスタイプからスイッチングタイプ(ローノイズ)に変更したり、間にノイズフィルタ(コモンモードのみ)を入れたりしたが変わらない。
原因は深いところ(アースポイント?)に有りそうだ。じっくりと原因を調査しよう。
電源フィルタを色々と試して見た。
以前に製作したコモンモードフィルタ(ATX電源ジャンクのコイルなので仕様は不明)にノーマルモード・チョーク(1mH)を追加した。線間には電解コンデンサとセラミックコンデンサを入れる。
この対策だけでは消えず、ACアダプタのコードを纏めることで、ハム音が消えた。
FMトランスミッター音声入力GNDと電源入力のマイナス側がコモンになっており、音声入力の信号LRがアンテナとなっていた。