この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

今日の戦績

2008-11-03 03:34:02 | 競馬
天皇賞は、同着でいいんじゃない?と思わせる長い写真判定だった。
ホワイトボードに記された数字は、1着、2着写真。⑦⑭と書き込まれている。
これは先に記されている番号の方が、有利であることを示しており、この時点ではダイワスカーレットの方に分がある。
しかしそんな結果うんぬんよりも、ウオッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイと人気馬のデッドヒートに、当然この馬たち絡みの馬券を持っている多くの人々が、最高のレースと感慨に酔いしれることができる時間を楽しんでいる。
写真判定の結果は着差2cm。「やっと、武豊」そんな久々の重賞勝利は、さすがの盾男、武豊騎手でも確定が出た瞬間に、検量室でガッツポーズが、馬場に出た瞬間に万歳のポーズと、その喜びを隠し切れなかった。
安藤勝己騎手の背中は信じられないという思いを映し出していた。敗れたとはいえ「ダイワスカーレット強し」の印象を持たせたレースでもあった。ペリエ騎手のトーセンキャプテンがスカーレットに揺さぶりを掛けなければ着差は逆転していたかもしれない。角居勝彦厩舎、数の原理の勝利と云えるかもしれない。

そんなレースで私は全く馬券にならない馬を追いかけていた。
⑧ポップロック。
先週の菊花賞で内田博幸騎手が勝利し、当然今週も勝つなどと思うほど素人ではないが、ここは勉強のためのポップロックの複勝1000円馬券だ。
マーカーとしては当然オッズの流れを見ている。
先週の菊花賞の際、金曜日の前売りで開始時(単勝の投票数が8108票、複勝投票数は8351票)に、複勝が売れていたのは、オウケンブルースリ(1.3倍)でそれ以上に売れていたのがフローテーション(1.2倍)だった。オウケンブルースリは単勝9倍、フローテーションは同じく34.2倍という状況に於いてである。
金曜日の最終的なオッズはオウケンブルースリが単勝1.9倍、複勝1.3倍、対するフローテーションは単勝15番人気で48.7倍でありながら、複勝は2番人気のスマイルジャックと同じ2.2倍を示していた。
この時点でフローテーションを勝負馬として、かなり本気でこの2頭1点で馬券勝負しようと思っていたのだが、結果菊花賞は見送った。
この後悔から、天皇賞は絶対勝負、などと思ってしまったのが敗因で、入れ込み状態であったのは間違いない。
今週、金曜日のオッズだが、開始早々に大量の複勝馬券が投入されている。単勝が3159票であった時点で、複勝が21008票と異常な投票数である。馬券はバランスである。単勝と複勝の売り上げはほぼ同額で推移していく。(実際はこちらの売れ方の方が異常である。単勝を100円買って、複勝も100円などということはまず無い。私などは単勝500円、複勝1000円が基本だ。)正直、本当にオッズで表示されている金額自体が売れているのか疑問に思っているのだが。
話を戻そう。これは単純に考えても、大量にどれかの馬が売れていることを示している。ウオッカ2.1倍、ディープスカイ3.6倍の単勝人気に対して、それぞれ複勝は1.0倍を示していた。この2頭についで複勝が売れていたのが、実は単勝10番人気44.5倍のポップロックで複勝のオッズは1.3倍だった。
この3分後に3番人気だったダイワスカーレットのオッズが11.9倍から1.8倍に変わるのだが、複勝はずっと5~6倍を指し示しており、スカーレットよりウオッカという印象を強くした。
最終的な金曜オッズ(単勝38289票、複勝43111票)は、3強に対してポップロックは複勝4.5倍まであがっている。これに対して3強に一番近いオッズを示したのが、サクラメガワンダーで複勝2.5倍であった。複勝10番人気でありながら単勝15.8倍で4番人気のドリームジャーニーは危険な人気馬であり、逆に複勝15番人気でありながら単勝9番人気のカンパニーは狙い目の1頭と呼べる。
果たして、菊花賞を正常な売り上げレースと呼ぶのであれば、天皇賞は異常な売り上げレースと呼べるであろう。このようなレースの場合、JRAの対応方法を見ていると、異常オッズ馬は排除される。ここでいう異常オッズ馬とは⑧ポップロックである。
この検証が正しいかどうかを見極めるために、⑧ポップロックの複勝に金額を投じて、それは証明された。確かに前走京都大賞典7着と敗れたポップロックには、変化の要素が必要であった。ポップロックが馬券になるのであれば、騎乗はペリエ騎手であったに違いない。では、菊花賞のフローテーションはどうであったか。神戸新聞杯12着で、鞍上は藤岡祐介騎手、変化がない。菊花賞の場合、さまざまファクターが散らばっているのだが、ここでは枠順を見ろとだけ表記しておく。

的中したのはダイワスカーレットの複勝100円だけと、全く予想とは別の範疇での的中となった。
負けて納得の天皇賞とは裏腹に、8レース⑤ドリームゲイルで複勝1000円勝負をした。当然、勝負するからにはオッズの動きがあったのだが、残念ながらこの馬はセゾンレースホースの一口馬主の馬、全くのフェイクでババを掴まされた。この辺のところは熟知しているのに、結局今週は気負っていたんだろう。全く買う予定でない最終レースにまで1000円を投入し外れている。これでは元の木阿弥だ。

投資金額 4000円 払戻金額 130円  収支 マイナス3870円
コメント (4)
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