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この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

2回中山7日目

2013-03-16 11:09:08 | 馬券
結局、良太は進路が見つからないまま卒業を迎えた。
競馬学校の2次試験を落ちた後、進学の手続きをしなかったせいだ。
川崎の修司の元を離れ、鎌倉の父修平の実家へと戻った。
修平の病状が奇跡的な回復をみせたことと、叔父の修司が山本厩舎を辞めたことが大きい。
修司は、行方知れずとなった真唯子が立ち上げた会社を引き継ぐ形となり、現在の仕事を継続することができなくなってしまった。

「お前が騎手試験に落ちたのは、『どうしても騎手になりたいという気持ち』が、合格した奴らよりも劣っていた、そういうことなのだろう」
調教師の山本は良太に云った。山本も良太を手放したくはなかったが、良太の騎乗技術を考えれば競馬学校に行く必要があるのか。とも思う。

中央だろうが地方だろうが、競馬学校を出てスタートラインというよりも、競馬学校を出た時点で世界の騎手を渡り合う逸材であってほしいと願っている。3年、2年の教育期間を経ても理想とする世界がそこにないのであれば、山本自身が意味がないと思っていた。その一方で良太の決心がそこまでないことも、山本は気づいていた。

母、香良も気づいていた。
牧場で生まれ、馬とともに生きてきて、良太は騎手になることが自分の宿命と位置付けていた。
しかし人生の選択肢として中学生の息子が、そこまで決定づけていいものか。
良太自身が本当に何がやりたいのか見えていないと思っていた。
本当の母親ならば、そんな息子を無理にでも、とりあえずは高校に行かせたものかとも悩んだ。しかし優先すべきは良太の気持ちと覚悟を決めたのだった。

土曜日の重賞は牝馬とローカル3歳戦。調教からは見送りです。

フラワーC。
自民党政権になって、朝鮮政策が緩んだのか、サクラやダイワの馬が活躍しだしました。
サクラプレジール、ダイワポライトにエバーブロッサムを加えて。


ファルコンS。
人気どおりでいいのではないでしょうか。
コメント
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