１回中山５日目

寒いこんな日は、イオンニストはイオンモールで暖をとります。
イオンモールとラウンド１が一緒だっらいいのにね。
さらに競馬場が併設されていて、食事しながら競馬を見ることができれば最高ですね。
でもそうなると１日では足りないですね。

本日の重賞はフェアリーステークス。
どうにも牝馬のレースは苦手です。苦手なことを克服してこそ、「運」は溜まっていくのですが、それは仕事だけいいですね。馬券的にはパスです。

フェアリーステークスに登録していた「ワイレアワヒネ」ですが、除外されて昨日の「シンザン記念」に回りました。さすがに牡馬相手では敷居が高かったようで４着に負けてしまいました。
馬主の「横瀬兼二」氏は馬主としては重賞未勝利ですが、横瀬家と云えば兄の寛一が「タヤスツヨシ」でダービーオーナーになっています。
「タヤス」の冠名は石油元売り「田安商事㈱」に由来しています。
よく一番運のいい馬が勝つレースが「ダービー」と言われ、田中角栄氏の語録にも「一国の宰相になるよりもダービーの馬主になるほうが難しい」とあります。

ダービーを勝利した馬主はそこで運を使い果たしてしまうのか、決してその結末はよろしいものではありません。
横瀬寛一氏も倒産、死去。タヤスツヨシ号も種牡馬となったものの放牧中の事故により右大腿骨を複雑骨折し安楽死となっている。
「田安商事㈱」は再興されたが「タヤス」の冠は封印されたになっています。

最近はよくわからない馬主さんが多くなって、昔からの「道楽」で馬主をされていたような方が、代が変わったりでその名前を目にすることが無くなっています。
「道楽」とは言いますが、先人達の考え方は、仕事に「運」や「金」を回すために馬主という楽しみを味わったのだと思います。
それが会社経営という数字だけの捉え方では、単純な金喰い虫でしかありません。
真っ先に切り捨てられる運命なのでしょうが、それが逆に「運」離れを生んでいるのではないでしょうか。

勝てないけど、多くの馬を所有するすてきな馬主さんがいますが、実はその運を仕事に呼び込んで成功されているのではないか、そんな想像をしています。