Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

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2011年04月28日 | 大学
 昨日の小さなガムランの演奏が大学であった。表向きは学生主催の新入生歓迎演奏だったのだが、実際は昨日の舞台を最後に沖縄を去るメンバーのフェアウエル・パフォーマンスと、11月から本格的にガムランを始めた6人のメンバーの初舞台を兼ねたイベントだった。
 大学が活動拠点なので、遠方から来ている学生は、卒業、修了すると沖縄を去っていくのは当然のこと。育ててきたメンバーがグループを去るのは残念だが、今は、そうしたメンバーが今後も本土で演奏が続けられることを祈っている。
 去るものを送るだけなのは少しつらいものだが、今回は多くの新しいメンバーが加わった。ゴング・クビャルの楽器がプニャチャも、ゴングも二つ使って、久しぶりにフル編成でガムランが響いた。人を育てていけば、グループはなくならない。グループがあれば私もここで演奏を続けられる。だからこそ仲間を増やすために人を育てる。そんなサイクルが繰り返される。ぐるぐるぐる……。
(写真はワークショップの様子)