Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

浜松、リアルに暑いでございます

2013年08月12日 | 浜松・静岡

 真夏に「お暑いですね」と言われた長州藩士村田蔵六(大村益次郎)は真面目な顔をして「夏は暑いのがあたりまえです」とそっけなく答えたという。(って司馬遼太郎『花神』に書いてあった気がする。)そりゃあ、夏は暑いものだ。冬は寒いのが当たり前である。
 しかしだ。昨日の浜松の最高気温39.8度。まじ、暑いだろ。リアルに暑いだろう。リア暑。外に出て歩くと息苦しくなるくらいである。しかし上には上があるもので、甲府は40度超え?こんな日に冷房ががんがんはいった店で「ほうとう」を食べると旨いだろうな。
 とうとう、家に冷房を入れる。現在朝8時過ぎ、室内の気温30度。実に涼しい。快感だ。そしてこの写真をとろうとベランダに出た瞬間、「うっ」て感じ。これは沖縄よりはるかに暑い。こんな日、村田蔵六だって「夏は暑いのが当たり前です」なんて言いやしないだろう。彼だって「この夏は暑すぎて異常です」と真顔で応えるはずである。ぼくは、これからこの「リア暑」の空気の中、大学へ出勤である(「リア充」という言葉を数日前にラジオから学んだPは、すぐに類似の言葉を造語したくなるのだった。わかる、わかる、使い方が違うっていいたいんだろ?)。


卒業生から学ぶこと

2013年08月12日 | 家・わたくしごと

 ジャワ島のジョグジャカルタに留学している沖縄時代のゼミ生が一時帰国の折、実家の四日市からわざわざ浜松まで会いに来てくれた。久しぶりの再会。なんだか研究室で向かい合うと修士課程を終えるまでの4年間のゼミの光景が蘇る。いろいろ研究テーマに悩みながらも論文を書き、修了後しばらくしてからインドネシアに留学した。研究テーマはインドネシアでなかったにも関わらず。
 留学から戻ってからの人生設計などやはり悩みは多いだろう。誰もがぶつかる壁。自分だって同じだったから。学んできたことをすぐに生活と結びつけるのは大変なことだ。
 そんな姿と向き合って、自分も初心に戻らないといけないと思った。人生の先輩として、教員としてアドヴァイスはできるけれど、そういう自分だってしっかり地に足をつけて彼女と同じように前に進まなくちゃならない。それができているかな、とちょっぴり歯がゆい一日を送る。
 今、彼女に送る言葉があるとすれば、まだまだやりたいことはたくさんできるよ、だから焦らないでしっかり今ジャワでしか学べないものをたくさん吸収して、でも今だけを見るのではなく半歩先も見て歩きなさい、ってこと。同じこと、自分にも同じようなこと言い聞かせているから…。
(写真はいただいたお土産です。ありがとう。)