Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

そばめし

2013年12月13日 | 
 「そばめし」なる食べ物を神戸の長田近くのお店で初めて食した。「そばめし」をどのように書けばしっくりくるのかと、ひらがなで「そばめし」、漢字で「蕎麦飯」、カタカナで「ソバメシ」といろいろ試したが、やはりひらがながしっくりきそうだ。漢字だとどうも由緒正しい「和食」のような雰囲気があるし、カタカナだと「カメムシ」ならぬ、虫の名称のようにも見える。表記が選べるという点で、実に日本語というのは都合よくできているものだと思う。
 この「そばめし」、神戸の長田発祥の食べ物らしい。インターネットからの知識だが、お好み焼きとご飯をいっしょに混ぜたとか?バリにもナシ・チャトゥル・ワルナなどという食べ物があると聞いたことがあるが、まあ、いうなればソース味で麵とご飯と野菜を炒めた(焼いた)食べ物だった。
 「旨いか?」と問われれば、「うーん」としばし考え込まざるをえない。私には甘すぎるのである。たぶんソースのせいか、あるいは砂糖を加えているんだろう。しかし、「神戸」と聞くとステレオタイプ的に「おしゃれな町」というイメージがあるのだが、この「そばめし」を見て妙に安心したのだった。