Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

贅沢な食事

2017年01月07日 | バリ

 一人でデンパサールに滞在していると、栄養が偏るか、それとも贅沢な食事のどちらかになってしまうものだ。たとえばナシ・ゴレンを頼めばご飯の量でお腹はいっぱいにはなるが、焼き飯だけだから野菜が不足する。ナシ・チャンプルだってやはり肉類がどうしても多くなるし、野菜のチョイスはあまり多くない。それじゃあ、野菜ものと肉ものを両方注文すればいいのだが、そうなると写真のような豪華でボリュームたっぷりの食事になってしまうのだ。
 いつもは一品だけだったが、今回は前回購入したプラスチック製の器を持参したこともあり、水分がいっぱいのものも家に持ち帰ることができるために、このような豪華な食事を続けたのだった。サテ・バビ(豚肉の串焼き)が10本、それに野菜の炒め物が一杯。これでも350円程度なのだが、それにしても量が多くなってしまう。これはインドネシアだと二人か三人前のおかずの量だろう。しかし短期間の滞在とはいえ、やっぱり栄養は重要。昔のように体力もないわけだからと、結局、今回の滞在はこれに似た食事を続けたのだった。おかげでお腹を壊すことも体調を崩すこともなく絶好調で滞在を終えた。
 ちなみに私は一人でお店で食べるのが嫌いなわけではないのだが、とにかくこの時期のデンパサールは暑いだけでなく、食堂にはハエもたくさんいるので、やっぱり一人静かに部屋にテイク・アウェイで食べてしまった。軟弱になったもんだな。家に持って帰るなんて若い頃は考えられなかったのに。