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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

儀礼衣装や生地を買うなら

2016年08月28日 | バリ

 ご存じのようにバリではとにかく儀礼が多い。必然的に儀礼の衣装を着る機会も多い。日本のように冠婚葬祭に着用するなんてレベルではなく、場合によっては1年210日のうち3日に一度は着ているのではないかと思うほどである。
 日本の礼服は、そうそう「流行」によって変わるというものではないが、実はバリの儀礼衣装は「流行」による移り変わりが激しく、数年で変化していくのである。特に女性の儀礼着であるクバヤの変化はあまりにもめまぐるしい。もう面倒だから、「変えない」という人もあれば、「流行」に乗り遅れまいと必死に、「今」にしがみつく者もいる。当然、そうなればお金もかかるのである。男性着だってまったく変わらないわけではない。しかも、頻繁に着用するわけで、1枚あればいいというものでもない。そうなれば、やはりできるだけ安く、生地や儀礼着を手に入れたいと思うのは当然である。
 さて、このお店、トコ・ニョマン。日本語に訳すと「ニョマンさんのお店」となるが、日本人のバリ通の方でご存じの方はいるだろうか?私がこの店を知ったのははるか昔のこと。ラジオで宣伝していたことから知ったのだった。しかも場所がクディリのパサールの傍。まず外国人であれば、タバナン方面に行く用がなければ決して足を踏み入れない街なのだ。この店、とにかく儀礼着をはじめ生地が安い。だからデンパサールからも多くのバリ人が買い物に来るのである。
 さてさて、今回もトゥンジュクの帰り、なんとなくこのトコ・ニョマンに足が向いてしまうのであった。そして持っているのにもかかわらず、またまた上着(サファリ)を一枚購入してしまったのだった。これでダラン用のサファリは三枚になってしまう。まあ、たくさん上演して、毎回、違うサファリを着ればよいのであるが。


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