トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ミソサザイ

2011-05-21 | 野鳥




山地の渓流ならどこでも見られると言ってもいいほどに良く出会う
小さな体に似ず声量は豊かで渓流の岩の上など目立つところでさえずっている

倒木の下を覗き込んだり出入りをしていたがこんな所によく巣を作る

巣はオスがいくつか作ってメスを誘い メスが気に入ってはいると別の巣へいって又別のメスを誘う
一夫多妻 抱卵や雛を育てるのはメスの役目

一方であぶれて独身のオスは35%もいるそうだ

ミソサザイ:スズメ目ミシサザイ科 体長10.5cm 日本では1,2を争う小ささ 留鳥

名前の由来
「ミソ」は溝のことで「サザ」はささやかの意味で小さいこと 「イ」は元来「キ」で鳥を意味する接尾語の変化したもの つまりは「小川にいる小さな鳥」ということ チトややこしい
江戸時代にミゾ「溝」だったものがミソ「味噌」に誤解され 「ミソヌスミ」「ミソッテウ」などの地方名が生まれた