ススキの根元に楚々としてうつむき加減の花 ナンバンギセルが咲いた
一年生の寄生植物
茎はほとんど見えず長い花柄の先に淡紫色の花を横向きに付ける
寄生植物のため葉緑素や葉を持たない
秋も深まる頃に提灯のような膨れたものが残され 中に細かい微小な種がビッシリと詰まっている
長い柄の先に付く花の形が外国のキセルに似ているのでナンバンギセル
別名オモイグサ
万葉集に「道のべの尾花が下の思草 いまさらになどものか思わん」 でこの頃の思草(おもいぐさ)が古い名前
楚々として可愛い花にしては ススキの栄養をたっぷり横取り・・以前パラサイト娘などという言葉がはやったが・・