トリからキノコ 自然見て歩き

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キボシカミキリ

2012-09-22 | 虫類


都心の公園でキボシカミキリが居た
都心でもこんな昆虫が居るのだ 

カミキリムシ(黄星髪切、黄星天牛)は一体に触角が長いのだが これは体の2倍以上ある
体にある黄色の斑紋が名前の由来
大きさは20~30mmほど

クワ科(クワやイチジクなど)の生木の樹皮や葉が食樹なため最近の造園ブームで分布を広げている
幼虫も成虫と同様にクワ科の生木を食べる

生きた健康な木は傷をつけられると樹液を流して傷口をふさごうとする
そのため木に産卵しても卵や幼虫が樹液にのまれて死んでしまう
そこで弱って抵抗力が低くなった木や枝に集中的に産卵したりする
弱った木は特有の匂いを発するそうだ
弱った木に産み付けられた卵の孵化率は 健康な木に植えつけられたそれの何倍にもなると言う

都心の公園もなかなか捨てたもんではない