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カツラ

2016-04-01 | 樹木 草花
雄花(左)と雌花


カツラの小さい花が咲いた

カツラ科はカツラ属1属からなり日本と中国に2種1変種がある
白亜紀の地層から花粉の化石が出たり 果実が更新世の地層から見つかっておりかなり古い時代から生き残った植物
カツラは北海道から九州まで分布している日本固有種

花は雌雄別株で 桜の咲くこの時期に葉が展開する前に咲く
花弁も萼もなく雄花は白い花糸と紅紫色の葯が鮮やか
雌花は紅紫色の細い柱頭が目立つ

果実は袋果 2㎝ほどの円柱形で小型のバナナ風
黒紫色に熟して裂開し 5㎜程の翼を付けた種を風に乗せて飛ばす

葉は基部がハート形のものと 切り型のものと2型有る
落葉した葉は甘い独特の香りがするので抹香にした