
真夏に最も多いトンボ、ウスバキトンボ
お盆の頃に特に多いことから俗に、「盆トンボ」「精霊トンボ」と言われる
分布域は広く、熱帯から亜熱帯までで、世界一広域に分布するトンボと言われる
毎年5月頃に、沖縄やさらに南方地域から飛んできた成虫が内地に姿を見せる
移動性が強く海をもわたって来る
産卵は連結したまま打水するものや、メスの単独産卵もある
1年に何回も発生し、夏時期には1か月で卵から成虫に育つ
繁殖した子供たちは代を重ね、更に北上を続け、北海道辺まで達する
南国のトンボなので寒さに弱く、4℃以下では幼虫のヤゴも死んでしまう
日本の冬を越すことはできない